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現役運転手も参加!「THE 京浜急行」イベント開催
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2002年10月27日 |
ソニー・コンピュータエンタテイメントは10月27日(本日),東京・品川のホテルパシフィックホテル東京にてPS2「THE 京浜急行 〜Train Simulator Real」の発売記念イベントを開催した。
この日,同ホテル宴会会場に集まった“京急”ファン(!?)は,ざっと見ただけでも300人以上! 入場時にイベントの特製切符をもらって会場に入ったファンは,まだ電源が入っていない試遊台を前に,その出来を確かめたい思いが募っていく。
試遊に先がけ,ステージに登場したのはソフトを企画・総合監修を担当,京浜急行のネクタイを締めた(笑)向谷実氏と,新町運転区 運転主任の前田信幸さん,同区車掌の神谷伸一さん。向谷氏によるソフトの説明がザッ行われた後,早速,メインイベントのプロの運転手によるデモ運転が行われた!
デモ運転の舞台となったのは,京急川崎から京急蒲田までの快特電車。たくさんのファンを前に,かなり緊張する前田さんに対して「ざっと運転してスカッと到着してください」と,車掌の神谷さんがエール(プレッシャー!?)を贈り,一区間・停車駅ナシのデモ運転がスタートした。
向谷氏はこのデモ運転の間,相変わらず(笑)の鉄道マニアぶりを発揮。「B1〜4までの……」「ここで100キロ以上出ると,蒲田でピッタリ止められくて,どうしても位置が25センチずれてしまう……」と,矢継ぎ早に専門用語を繰り出しながら解説をする姿に,集まったファンからも感嘆のため息が次々ともれる。
こうしたプレッシャーをモノともせず,黙々と的確にレバーを操作し,京急蒲田駅に列車を止めた前田さんの停車位置誤差は,なんと4センチ! これには向谷氏も驚き,「凄い!」を連発。会場のファンからも拍手が沸き起こっていた。
ちなみに前田運転主任はこのゲームの出来について「あまりにもリアルで家でやりたくありません(笑)」とコメント。品川管区長の宮東さんからも,「運転から遠ざかってしばらく経ちますが,これを見ると運転したくなりますねぇ」と絶賛の声があがっていたぞ。
この後はお待ちかねの試遊タイム! もらった切符に鋏を入れてもらい,足早に試遊台についたファンは存分に「THE 京浜急行」をプレイ。会場にはこのほかにもソニーの全方位ヘッドマウントディスプレイ「PUD-J5A」で“ForthVIEW”を体験できるコーナー,京急ダイヤグラムが入った京急プレミアムパッケージの予約コーナーなども設置され,どの場所も大賑わいとなったいたのだ。
ちなみにこのプレミアムパッケージは,京急各駅の売店ほか,通信販売も実施中。会場で購入できなかった人,また地方で買いに行けない! という人はこちらのページで詳細を確認して申し込もう(11月12日まで,数量がなくなり次第終了)。
会場ではこのほかにも京急の線路の一部(笑)や,ダイヤグラムの本物,京急のシルバーシート用クッション(欲しい!)など鉄道ファン泣かせのレアアイテムがプレゼントされる抽選会も行われ,イベントは大盛況のうちに終了。今度は家で,友だちや家族と京浜急行の旅を楽しもう!
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