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早歩き「アシモ」&手作りロボットキットも登場
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2003年4月2日 |
本日開催された「ROBODEX 2003」プレスレビューでは,次々と新ロボットが発表。こちらでは「アシモ」などの見どころを紹介!
■今の2倍は早く歩ける!新型「アシモ」開発中!
「Do You Have a HONDA?」――このキャッチフレーズですっかりお茶の間のアイドルとなった「アシモ」。プレスレビューでは,機能面での進化が報道陣にお披露目された。
なかでも一番注目されるのが,携帯端末での遠隔操作。端末の大きさもコンパクトになり,小型ノートPCより小さい感じ。その場での回転や円を中心にしての歩行など,安定した動作を見事にこなす。
さらに人の呼びかけに反応して追跡する機能も披露。識別機能も進化しており,目標がかがんだりしてアシモに写る画像が歪んでも,自動的に補正がかかって目標を確認。10人登録した場合,95%の割合で識別できるというからスゴイ。
ステージではこのほか,現在開発中の新型「銀アシモ」も登場! 今までより2倍早く(ほとんど早歩き)で歩く姿に,多くの報道陣が目を丸くしていたぞ。
■ちっちゃくても技術はスゴイ!「ムッシュII-P」
「ROBODEX 2003」でAIBOに続く華麗なダンスを披露していたのは,セイコーエプソンの「ムッシュII-P」。指関節一つ分のちっちゃな体に,Bluetooth技術,世界最薄の超音波モーター……など,世界最高技術の粋を集めたプロトタイプ・マイクロロボットだ。
会場では,金森穣氏(国内外で活躍中のバレエ振付家)の演出による見事なミニシアターを上映中。華麗に回転し,移動し,踊るマイクロロボット,販売予定はないことだけが残念だ。
■自分で作れるロボットが販売――バンダイ
昨年,「BN-7」で報道陣の注目を集めたバンダイの今年の目玉は「ドラえもん・ザ・ロボット」だ。
カメラで取り込んだデジタル画像を分析して風景や物体を認識する「画像処理機能」,音声を認識する「音声処理機能」といった機能のほか,燃料電池を用いた「エネルギー」,ロボットに筋肉を持たせる「サーボメカニズム」といった機能を搭載予定。さらには「四次元ポケット」……さすがにこれは鍵付きの小物入れになっているとか。
そしてもう一つ,ロボット好きにたまらないキットが販売されることが決定! 赤外線センサーやグリッパーアーム,本体キットをノートPCに接続することにより,自宅で簡単に「ロボット」を作ることができるキットだ。
価格は10万円で数量は40セットのみ。これはとても手が出せない……という人には,親子でロボットを楽しむのにもピッタリな自律ロボットのキット「教材用ワンダーボーグ」(9,800円)も数量限定で販売される。
いずれの商品も5月1日から受け付け開始でインターネット販売のみの取り扱い。詳細はバンダイロボット研究所にて告知される予定なので,ぜひチェックしよう。
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