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「ソニック」や「太鼓の達人」ライセンスの状況は?
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2003年11月4日 |
既報の通り,本日(11月4日)から東京ビッグサイトにおいて,「ライセンシング アジア 2003」が開幕している。こちらでは同イベントに出展したゲーム系メーカーのブースを紹介する。
まずセガでは,日米でアニメの放送が開始された「ソニック」を全面的にPR。特に米国ではアニメ放映が好調で,放送以来,局全体の視聴率が上昇したという。放送されている局では「ソニックが視聴率を押し上げた」と評判になっているとか。
会場ではそんな人気を裏付けるようにグッズの数々が展示され,来場者の目を惹きつけていたのが印象的。日本でも「ソニックX フィギュアコレクション」(セガトイズ)が特に人気となっているようだ。
ソニックといえば,米国マクドナルドのハッピーミール(日本ではハッピーセット)のキャンペーン景品としてソニックの「ミニ液晶ゲーム」が採用されたことも有名。会場の説明文によれば,この液晶ゲームはマクドナルドのキャンペーンの中で,最も成功した事例の一つとして記録されているとのこと。その後,欧州,中南米,アジア,オセアニアでも実施されたというぞ。グッズも展示され,人気だったことを伺わせるこのキャンペーンだが,日本での実施の予定は今のところない,というのが残念。
セガブースではこのほかにも,「ムシキング」「サクラ大戦V EPISODE 0〜荒野のサムライ娘〜」を大々的にPR。特に「サクラ大戦V」のほうは「これから売り出しを考えています」(広報)とのことだが,毎回人気のコンテンツだけに,多彩な商品展開を期待したいところだ。
ナムコは,「太鼓の達人」「ナムコクラシックゲーム」「テイルズシリーズ」という3本の柱で展示。
特に今人気の「太鼓の達人」は,数あるゲーム作品の中でも家族向けのタイトルとしてイチオシのライセンス商品となっている。今年度末からは「太鼓の達人おみくじ付きフィギュア」(280円/トミーテック)など,近所で気軽に買えるおもちゃも増えていく予定だ。
また一見マニア受けに見られる「ナムコクラシックゲーム」のカテゴリは,現在アパレルを中心に展開中。デザイナーが作ったTシャツやグッズなどが代官山などで販売中だという。
中にはカッコイイTシャツもあり,ゲームファンにとっても気になるところ。お台場では「お台場ヴィーナスフォート」でも販売されているとのことなので,ぜひ遊びに行ってみよう。
ほかにもバンダイでは「ケロケロキング」,アトラスでは「真・女神転生」「グローランサー」を中心にアピールしていた。
[SOFTBANK GAMES]
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