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Sengoku Japan! 作り込まれた「戦国無双」
2003年11月26日

 

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 既報の通り,本日(11月26日),コーエーはPS2用アクション「戦国無双」の発表会を開催した。

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「戦国無双」(2004年2月中旬発売予定・6,800円)は,数多の群雄が割拠する戦国時代が舞台。

 プレイヤーは、有名武将や侍、忍者、くのいちなどに成り代わり、戦国時代の戦いに身を投じることとなる。桶狭間や川中島などの有名な合戦、安土城や小田原城の中で繰り広げられる城内戦闘、さまざまな戦いを繰り広げていく。

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 襟川会長やSCE佐伯氏らの挨拶の後,壇上に立った同社プロデューサーのコーエー・杉山芳樹氏が,ゲーム内容を説明。

「“真・三國無双”の持っていた,『簡単』『お手軽』『爽快感』のうち,特に『爽快感』の面を注力した。殺陣の絡んだ和風アクションを楽しんで欲しい」(杉山氏)という。

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 杉山氏は,「戦国無双」のビジュアルコンセプト“Sengoku Japan!”だと説明する。これは彩度を落とした独特のもので,フォグ(霧)をとり,遠景を際立つ彩色で表現するなど,オリジナル世界観を感じることができるものだ。「絵を見て“戦国無双の画面だ”と分かるようにしたい」と杉山氏。

 また,季節感や時間の推移も表現も行われている。春の戦場では桜の花びらが舞って,夕方になるに連れて暗くなっていく……という。

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 アクションについても新たな試みが多数行われた。武器は刀や手裏剣などの和風なものになっただけでなく,忍者は“二段ジャンプ”などの使用が可能になるなど,キャラクターごとにできることが差別化されているという。キャラクターごとに異なるシナリオが用意され,それぞれ分岐によってマルチエンディングとなっていく。簡単ながら,何度もプレイする楽しさが嬉しい。

 実際にプレイしながらの機能紹介も行われ,真田幸村が城内に入って敵を蹴散らすシーンが流された。ここでは,前述の“Sengoku Japan!”の雰囲気バツグン。枯山水の庭園を走り抜け,敷地内にいた馬に乗って戦う……というアクションをプレイ画面で見ることができた。

 ホラ貝の音が流れると“ミッション”が発生した合図だ。「○○を倒せ!」などの“ミッション”を指標として戦うのも,無視するのもプレイヤー次第だ。この“ミッション”は500以上も用意されるなど,毎回のプレイが楽しみ。1回のプレイは40分ほどだというが,すべてのキャラクター,すべてのミッションをクリアするには70時間以上必要だという。

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 次いで服部半蔵となり,小田原城のさまざまなトラップをかいくぐって前田慶次を倒すというデモも。突然下からせり上がってくる巨大な針や落とし穴を前述の二段ジャンプでかわしたり,鎖鎌で敵をまとめて倒すなど,本当に面白そう。幸村でのプレイ時にもあったのだが,大技を使うとカットが入ったり,派手な演出が展開していた。これも見所だろう。また,天守閣から見た小田原の海や風景はまさに“絶景かな”。

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 ほかにも,キャラクター紹介や,オリジナルキャラの作成・育成ができる“新武将エディット”機能など,魅力は尽きない。

 ひと通り,ゲームの説明を終えた杉山氏は「ゲームをする人が喜んでくれるものを“ゲーム愛”をもって提供していく。ガッチリ作りこんでいるので期待してほしい」と,ゲーム解説を締めた。


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