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IT:デジキューブが東京地裁に破産申し立て
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2003年11月26日 |
コンビニエンスストア向けゲームソフト卸のデジキューブは11月26日，東京地裁に破産を申し立てたと発表した。負債総額は約95億円。
デジキューブはスクウェア（現スクウェア・エニックス）の出資で'96年2月設立。1998年7月にはJASDAQ市場に上場，ゲームソフトのコンビニ向け卸のほか，キオスク端末を活用した音楽配信事業などを展開していた。
だがキオスク端末事業の黒字転換が見込めないとして撤退する際に多額の損失が発生。2002年5月には「TSUTAYA」を展開するカルチャー・コンビニエンス・クラブ（CCC）が資本参加し，物流拠点を統合するなど経営の効率化へ支援を受けたが，ここ数年のゲーム市場縮小から財務状況の改善が見込めず，追加資金調達も難しいとして破産申し立てを決めた。
流通ではなく，ゲームメーカーとしてはPS2版「イースI・II」，PS「チョコレート♪キッス」などをリリースしていた。
[SOFTBANK GAMES]
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