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隊長＆親方カッコイイ!! ファンと歌ったミニライブ
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2004年10月30日 |
セガアミューズメントは10月30日，池袋のSakura Cafeにて，「Sakura Cafeミニミニライブショウ9 陶山章央＆中嶋親方 〜一緒に「サクラ」を歌いまショウ〜」を開催した。
「Sakura Cafe ミニミニライブショウ」は，「サクラ大戦」に出演する人気声優による歌やトークが楽しめるイベント。1日に4回の公演が行われ，毎回，各出演者が構成を考案しているという個性的なライブ内容が大好評となっているのはご存じの通り。今回は，“携帯電話をおき切りください”などの前アナウンスは広井王子氏によるテープが流され，「何で俺がこんなことやらなきゃいけないんだよ」と“掃除人”さんの声で満員となった客席を沸かせてくれた
昨年末からほとんど毎月行わてきた「Sakura Cafe ミニミニライブショウ」だが，今回，初の雨の中での開催となった。「愉快な夜」を歌いながら客席の後ろから登場した親方役・中嶋聡彦氏も，「この雨は，われわれの未来を暗示しているよう」と会場を笑わせる。大神隊長・陶山章央氏も，「今回，広井さんからミニライブの話があったとき『お客さんが入りますかね？』と本気で心配した」と話し，いきなり会場はアットホームな雰囲気に。
ちなみに陶山氏は黒で統一したファッションでキメており，かなりカッコいい。中嶋氏も帽子にジャケットでこちらもシブイ。2曲目の「スター輝く星」では，中嶋氏のグラサン姿も見ることができた。お二人とも想像以上に（失礼！）歌がお上手で，会場から大きな拍手をもらっていた。
今回のライブのテーマは，「好きなサクラの曲を歌おう」というものだそうで，中嶋氏自身によるリクエストが3曲目に披露された「キネマ行進曲」だとか。お客さんも手拍子で二人を盛り立てる。やっぱサクラファンって優しいやね。
陶山氏（大神）の持ち歌である「甲板フラフラ」は，何と中嶋氏のアコースティックギターの生演奏での熱唱だ。中嶋氏がその準備のため一度袖裏に下がったため，一人客席中央にあるサブステージに取り残された陶山さん。トークを展開するが，なんか後が続かない世間話ばかりで“すべりまくり”。「いっぱい いっぱいなんです〜」と泣き笑いの陶山氏に，「頑張れ〜」の声が客席から。女の子からの声援に照れるところが“らしく”てイイ!!（笑）
さて，中嶋氏のギターのほうだが，なかなかのお手前だった。ほかにも今回の台本とか，歌の難しいパートを担当するなど，その多才さを垣間見せてくれた親方。マジで俳優という職人ぶりがシブかった。
中嶋氏は，次いで「赤いカチューシャ」もギターで生演奏するという。陶山氏は腰を入れてウインドチャイムとタンバリンを担当。……が，初めの数小節で歌のを忘れてしまう親方。そこに「隊長！ 親方!!」と登場したのは，頼れるマリア役・高乃麗さん。会場は「え!!」「本当!?」と拍手喝采だ。「自分のライブのときよりオシャレした」という，黒でシックな服でメインステージに立った。
ところどころ失敗しながらも中嶋のギターの綺麗な音色，高乃さんの素晴らしすぎる歌唱力（……と忘れたころ入るウインドチャイム）が，見事な調和で心に染みる。もちろん，サビの部分は会場の拍手に乗ってノリノリで，大いに会場をアツくしてくれた。
高乃氏が去った後も，広井氏からのリクエストだという「都の花ぞ」と，「いい曲だよね」と口を揃える「センチメンタル」を，気合い十分で歌う隊長＆親方。さらに，「歌謡ショウでは（お客さんと歌うことは）できないので……」と，会場のみんなと一緒に「夢見ていよう」を熱唱。Sakura Cafeのあちこちに設置されているモニタには，歌詞が表示れカラオケみたい（笑）。「（歌詞の）テロップが流れるのは，僕も助かります（笑）」と，どこまでも“らしい”陶山さんでした。もちろん，会場が一体になっての大合唱は素晴らしいのひと言。こういうファン参加型のライブっていいよね。
最後は中嶋氏が陶山氏へ「君にしかできない曲」とリクエストした「檄！ 帝 〜最終章〜」で締め。「檄！帝国華撃団」から「御旗のもとに」へと続く旋律を，大神隊長・陶山氏が歌うのを聴くと，思わず「1」から「4」への名シーンが次々と甦って，思わず涙ぐんでしまった。確かにこれは大神一郎にしかできない。カッコいいぞ陶山さん!! コーラスに加わる中嶋氏も素晴らしい。いいライブでしたよ！ 隊長＆親方!!
あ，そういえば，とうとう最後までライブ名が何で「陶山章央＆中嶋聡彦〜」ではなく，「陶山章央＆中嶋親方」なのか，分からずじまいでした（笑）。
[牛丼の大将，SOFTBANK GAMES]
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