石原さとみさんもクイズに興じる――第45回アミューズメントマシンショー開幕(2/2 ページ)
9月13日〜15日の3日間、幕張メッセで第45回アミューズメントマシンショーが開催されている。今年も大型筐体は堅調なれど、どうやらちょっとひと味加えたものが多い様子。
戦国BASARAのマルチ展開を大々的に打ち出す――カプコン
カプコンは家庭用ゲーム機で人気のスタイリッシュアクションゲーム「戦国BASARA」の2D対戦格闘を中心に出展。「バサラ」チームと「ギルティギア」チームとの夢のコラボレーションによって、爽快なコンボや援軍システムなどを実現している。
また、メダルゲームでは16人用の大型メダルゲーム「エイリアン」をライトアップした新デザイン「エイリアン デンジャー」などを出品していた。
「戦国BASARA X(クロス)」
カプコンと、「ギルティギア」シリーズのアークシステムワークスとのコラボレーションによって、3Dアクションゲーム「戦国BASARA」を題材とした2D対戦格闘ゲームが今冬登場する。12月下旬稼働予定。
「戦国BASARA X」に登場する武将は伊達政宗、真田幸村、前田慶次、長曾我部元親、織田信長、お市、豊臣秀吉、上杉謙信、本多忠勝、毛利元就の10人。彼らキャラクターは対戦中も豊富な掛け合いを見せてくれる。筐体には援軍ボタンが備え付けられており、援軍レベルに応じた援軍要請を行うことができる。画面左上にある仲間ゲージにある行動ゲージを満たすと援軍を操作可能になる。その際の援軍レベルによって、攻撃力や行動ゲージ回復スピードが変化。援軍レベルは時間経過とともに上昇し、要請をかけるタイミングが勝負の分かれ目となる。
やはり鉄拳でしょう!――バンダイナムコゲームス
次世代基板を採用した「鉄拳6」は、キャラクター描写やステージギミック、モーションの表現力が飛躍的に向上している。HD対応32インチ液晶パネル搭載の新筐体もお目見えし、進化の極みを確認することができるだろう。
会場には「MOTO GP DX」や「湾岸ミッドナイトMAXIMUM TUNE3」なども出展。メダルゲームの「海物語ラッキーマリンシアター」を全面に押しだしてアピールしていた。
隠し球は対戦カードゲーム――タイトー
タイトーブースはドリフト選手権「D1グランプリシリーズ」を再現した「D1GP アーケード」を出展。また、ブース正面に大きなスペースを確保して新規オンライン対戦型カードゲーム「悠久の車輪」を強力にプッシュ。
「D1GP アーケード」
「D1GP アーケード」は、「D1グランプリシリーズ2007」のコースやマシン、実在のプロドライバーを忠実に再現しており、プレーヤーは実際に迫力あるドリフト選手権を体験することができるというもの。順位やタイムではなく、より多く「ドリフトポイント」を獲得できるかが勝敗の決め手となる。ドリフトポイントは、ドリフト継続時間、ドリフトアングル(ドリフトの角度の大きさ)、コーナー進入速度の3点で決定される。
本作はタイトーの最新ゲーム基板「TAITO Type X2」を採用。32インチ高画質ワイド液晶モニターを2つ組み合わせたツイン筐体で、モニター上部にはウーファーが配置され迫力のサウンドと臨場感を与えてくれる。
ゲームモードは「ポイントアタックモード」や「ドリフト選手権モード」など初級者向けから上級者も満足する4つ用意のモードが用意されている。別売りのD1GPカードとQRコード読み取り機能付き携帯電話で、Webランキングに参加することも可能だ。なお、稼働時期は未定。
「悠久の車輪」
「悠久の車輪」は、プレーヤーが召喚士となり、プレイカード(キャラクターカード)によってパーティーを編成。これらパーティーメンバーを移動させ攻撃、さらにゲームのキモとなるエレメンタルを生成し召喚獣を呼び出し、敵召喚士を撃破することが目的となるオンライン対戦型カードゲーム。
プレーヤーは、対戦者が決まると召喚獣とユニットを筐体のプレイスクリーン上に配置。配置するプレイカードにはそれぞれキーパー、シーカー、マスターとユニットタイプが振り分けられており、これらは3すくみの関係になっている。対戦者との勝敗は基本的にこの相克関係で決定。それぞれプレイカードとユニットタイプによって特性が異なるので、それを見極め進撃し、攻撃を行う。キモとなるエレメンタルは、これらプレイカードがエレメンタルを生成し、プレーヤーキャラクターとの間に多角形を形成することで魔方陣を完成させる元となる。エレメンタルの数が多ければ召喚ゲージが早くなり、魔方陣の面積が大きいほど召喚獣の滞在時間は長くなる。プレーヤーはより多くのプレイカードで、より広い面積に展開し、エレメンタルを生成することが求められるわけだ。
各プレイカードのメンバーは、フィールド上にい続けるとAPを獲得できる。このAPが満タンになると、アビリティボタンを押すことで特殊能力を発動できる(使用するとAPは0になる。なお、アビリティを持たないキャラクターもいる)。他者に効果があるものはプレイカードを動かして対象を選び、アビリティボタンを押せばいい。
パーティーメンバーが倒れると、プレイカードをスクリーン上から取り除き、一定時間後にMPを消費して復活させなくてはならない。復活にはそれぞれ復活にかかるコストが存在するので、こまめにパーティーをプレーヤー手前にある復活エリアに移動させ回復をはからなくてはならない。なお、キーパーは立ち止まっている限り、HPを自動的に回復する特徴を持つのでその限りではない。
要するに、本作はいかに戦術を持ってパーティーメンバーを選び、効率よくフィールドに展開しエレメンタルを生成し魔方陣を完成させることが最初の目的となるわけだ。敵もまたしかりなので、それをいかに潰すかも腕の見せどころだろう。
ちなみに、パーティーメンバーの中には「エンチャント」と呼ばれるアビリティを持つキャラクターがいるのだが、エンチャントは味方のエレメンタルを強化することで、エレメンタルに攻撃能力をつけたり、防御力を上げる効果がある。エンチャントの使い方で、魔方陣の維持ができるというわけだ。
他にも注目すべきアーケードゲームがあるので、簡単ではあるが紹介したい。
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