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ゲーム機用は一般初公開? 開発ツール「CodeWarrior」
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2002年9月22日
SOFTBANK GAMESでも「あの○○がCodeWarriorで開発!」というニュースをよく配信している。このCodeWarriorというのは,IDEと呼ばれる統合開発環境のことだ(ハードディスクの接続形態じゃないぞ・笑)。
CodeWarriorではエディタ(プログラムを記述するプログラム),ソースコードブラウザ(ソースコードを閲覧するプログラム),プロジェクトマネージャ(プロジェクトに必要なプログラムやリソースなどを管理するソフト),メイクシステム(プログラムをコンパイルして動作可能な状態にするまでを自動でやってくれるとっても使えるソフト)などが1つのインタフェースに統合化されていてとても使いやすいと評判のソフトだ。
任天堂のGAMECUBEのほとんどはこのCodeWarriorで作られているし,PS2ソフトもFFXIやサイレントヒル,決戦など多くのソフトがCodeWarrior上で開発されている。
しかしながら,つーか,当たり前なんだけど,これらのソフトはSCEや任天堂と契約を結んだサードパーティしか購入できないので,一般人の目に触れることはほとんどなかったのだ。
ところが今回のTGSではメトロワークスがブースを出展! 実際に開発機材を使ったデモンストレーションを行っていた。プログラムを動かして,どの部分の処理が重いかを測定・解析できるCodeWarrior Analisys Toolも実際に見ることができる。
また,Palm(Clieが展示されている)ではセガ・スマイルビット提供によるゲームAPIのデモンストレーションが見られるぞ。これもPalm開発用のCodeWarriorで作成されたものだ。
ゲーム機用の開発ツールは入手することができないが,Windows,MacOS,Palmなどの開発ツールはパソコンショップで入手することができる(アカデミック版もある)。また,Windows/MacOSにはC/C++言語の学習用ソフトもある。ゲームプログラマーを目指す読者の方々はここから挑戦してみては?
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