ゲームの興奮をナマで感じられるセガブース！

　ブースに巨大な｢SEGA STUDIUM｣なる巨大なステージを用意した今回のセガ。ステージを正面に，アリーナとスタンド席の両方からイベントを観戦(!?)できるんだけど，これがとにかく大興奮！　まるでメジャーリーグやNBAを楽しむような，これまでにないアメリカンな雰囲気でイベントを体感できたのだ。

　これまでに世界一のソフトプロバイダを目指すと公言したセガは，その期待を裏切らない多くのラインナップが超魅力的。｢電脳戦機バーチャロン マーズ｣｢パンツァードラグーン オルタ｣｢サクラ大戦〜熱き血潮に〜｣｢ソニックメガコレクション｣｢スーパーモンキーボール２｣｢ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド３｣など，これでもかと言わんほどの大ラッシュ。

　これだけ多数の出展にもかかわらず，４〜８台用意された什器のすべてに多くの人たちが詰めかけていたのは，それぞれがいかに注目されているかがわかるだろう。

　そんな中，独特のインパクトを醸し出していたのは，オーバーワークス制作の｢Sinobi｣だ。主人公｢秀真(ほつま)｣を操作した感覚は非常に軽快で，なおかつスタイリッシュ。特に複数の敵を一気に斬り捨てた瞬間の演出には，什器に集まるほとんどの人たちがあっと声を上げ，そしてニヤリとしていたほど。そういえばセガも含めて，今年のゲームショウは各社アクションゲームが豊富。この秋から冬にかけて，アクションフリークは腕が鳴る!!

　小粒ながらピリッと辛いテイストを見せてくれたのはGBA版の｢セガラリー｣。什器にはGBAと別の小型モニターが設置されていたのだが，注目すべきはGBA本体の画面。適度なグラフィックのにじみが，GBAの液晶画面では非常にナチュラルに見えるのだ。GBAにしてポリゴンのレースゲームという存在感だけでなく，スピード感もバッチリで，実際に遊んでみてとにかく楽しかったぞ。素直に｢驚き｣を感じられるGBAタイトルには，今後も目が離せない！

　｢ファンタシースターオンライン エピソード�T＆�U｣は，GCとXboxでの展開だが，ここでの展示は発売中のGC版だ。既に発売中のタイトルではあるものの，ファンにとってのレアアイテム｢エアマグ｣を手にするために，多くの人が並んでいた。

　クリアを目指すために必死だった人が多いみたいだけど，展示バージョンのキャラクターには今回のスペシャルウェポン装備されていたので，明日以降会場でチャレンジしようと思っている人は，そこらへんに注目してみるといいかも。

　また（株）ユージンから発売となる｢PSO｣のカプセルフィギュアが展示。小さいながらもそのハイグレードさはファンも納得の完成度だった。発売の10月は，100円玉たくさん握りしめてショップに走れ！

　とにかくいろんなお楽しみが盛りだくさんな今回のセガブース。この秋からの新作猛ラッシュに，キミはついてこれるか!?