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広井氏ら「サクラ大戦〜熱き血潮に〜」新LIPSなど発表
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2002年9月21日
セガブースのステージではTGSの期間中,常に同社タイトルのイベントが実施され,盛り上がっていたが,最終日の今日(9月22日)は待望の「サクラ大戦」ステージが行われた。
壇上には,レッド・エンターテイメントの広井王子氏,オーバーワークスの大場規勝氏,寺田貴治氏が登場。トークの内容は,もちろんPS2で登場する「サクラ大戦〜熱き血潮に〜」だ。
司会者にPS2で「1」のリメイクを出すのか? との問いに,広井氏は「初めて“サクラ”に触れることとなるPSユーザーに,どんなゲームなのかを理解してもらいたかった」と説明。また寺田氏は,「長いことずっと“サクラ”を作ってきたが,その間にシステムも成熟してきた。その技術を投入した1作目を再制作するというチャレンジをしたかった」と語る。
この後,初心者向けの「サクラ大戦」誕生の秘話などが明かされた後,いよいよ「〜熱き血潮に〜」の最新情報が!
大場氏らによれば,ADVパートは大幅に絵の描き直しが図られ,セリフ枠の顔イラストなども含めると500点もの新イラストが追加されているという。また既報の通り,12話構成となるが,追加された2話のうち,1話はSS版のときに縮小されたものを完全化したもの。そしてもう1話は「ものいわぬともよ」なるサブタイトルのものとなるという。さらに星組が登場することも明らかに!
LIPSでは,“音ゲー”感覚の「アクションLIPS」が追加されることと,それに伴うシナリオの書き換えが行われる。さらに戦闘シーンへの移行時には,大掛かりな演出も追加されるようだ。
そして,SOFTBANK GAMES・H副編集長感涙のサブキャラの恋愛度設定は,「全キャラとデートできる」そうだ。どこまでが全キャラか分からないが,三人娘は決定,あやめさんも期待してよさそうだ。さらに戦闘システム「ARMS」も導入され,クオリティアップ!「合体攻撃は,さらに格好よく,さらに恥ずかしく」なっているという。
一部の新画面は巨大スクリーンでも公開され,集まったファンは固唾を飲んで,PS2に登場する“サクラ”の姿を目に焼き付けていた。
ただのリメイクではないことがビンビン伝わってきた,今回のトークショウ。「スタッフも力をいれて開発してます。われわれの“熱き血潮を感じて欲しい”」と語る寺田氏らに,期待の拍手が鳴り止まなかったのだ。来春,PS2にもサクラが舞います――。
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