今年はおとなし目? 韓国Game Infinityをチェック

　オンラインゲームの会社もガマニアやNCSoftは自社ブースを構えたので全体的にはパワーダウン気味。せめて，香港のキティサッカーなみに凄まじいタイトルが出てくれれば，こっちも記事として書きやすいんだけど……，まぁ無茶は言ってられませんな。来年はTAFF SYSTEMがアレを越えるタイトルを引っさげて登場してくれればいいのになぁ……。

●Digital Dream Studios
　カプコンが発売するPrideの開発元。XBOXのスノーモービルレースゲーム「White Storm」やコミカルなペンギンが南国で冒険をするGBA用アクション「Penning Advance」などを展示していた。完成度が高く，ブラッシュアップを重ねれば日本でも通用しそうなタイトルだ。

●Naontech
　フル3DのMMORPG「Herrcot」を展示。3つの文化背景の異なる大陸を舞台としたファンタジーRPGだ。

●SoftWave
　ドイツのゲーム会社と共同開発した可愛い妖精たちが活躍するオンラインRPGシューティング。現在クローズドβテスト中とのこと。

●GameVIL
　携帯電話ゲームを開発しているこの会社では「ベネチアの大商人」という貿易シミュレーションゲームをフィーチャーしている……ハズだったのだが，なぜか展示されているのはファイナルファイトタイプの格闘アクション……。

　ちなみに，同社のタイトルを簡単に紹介すると，「共同ペングイン区域JPA」「野人ファイター」「飛ばせ鉄砲弾」「燃えろ！青春恋歌（萌えろではない）」などなど。すごいタイトル名ばかり……

　……とまぁ，去年の展示の多様さがウソのようだった今年のGame Infinityブース。ちょっと出展社を絞りすぎたきらいがありそう。来年は元気な韓国ゲーム事情を見せて欲しいものだ。