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コナミ・メジャー事業部でフランスの香りを味わう?
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2002年9月22日
コナミメジャー事業部エリアでは,コナミ流通で取り扱う他社製品を展示している。偶然にも,ここで2社のフランスゲーム企業が激突! ……というわけでもないんだが,出展していたので紹介しよう。
まずはインフォグラムジャパン・アタリ。残念ながら一部で話題の日刊日本の配布はなし(笑)。そして一番人気だったのはなんといっても斑鳩GC版! 今回はゲームレベルノーマル(同色打ち返し),Chapter2がプレイ可能だ。移植度も遜色なし。
一部ユーザーが心配している操作方法はAボタンがショット,Bボタンが属性変更,Xボタンで力の解放だ。操作がアーケードと逆になるのは慣れが必要だが,GCではAボタンが大きいための苦渋の選択か? なお,今回の出展バージョンでは選択不能だが,さまざまなゲームモードが製品版には搭載されるようだ。
次は,E3でも大好評の怪獣格闘ゲーム「Godzilla: Destroy All Monsters Melee」改め「ゴジラ 怪獣大乱闘」! 国内版タイトルなどのデザインワークは平成ゴジラの特技監督を務めた川北紘一氏が手がけている。本格派ローカライズ!
東京,ロス,ロンドンなどの大都市や怪獣島などのゴジラゆかりの地で,大乱闘スマッシュモンスターズ! ビルを投げ,放射能を吐き,襲い掛かる怪獣をノックアウトしよう。なお,E3でも一部スタッフで話題だった「洗濯機と書かれた看板」は本バージョンでも健在。戦闘中には気付きにくいかもしれないが,嬉しくて手揉み洗いしたくなる気分(意味不明)。
もう1本は,世界で一番知られているラリーレースシミュレーション「V-RALLY3」。既ににGBA版がリリースされているが,ゲームショウではPS2版での出展だ。
PS2ならではのリアルなレース感覚に加え,チームと契約してステップアップしていくV-Rallyモードを搭載。コースは6カ国48ステージ。天候や路面状態による走行シミュレーションの変化も再現しているぞ。
さて,もう1社のフランスゲーム企業はタイタスジャパン。えー,筆者はつい最近までフランス企業と知りませんでした(苦笑)。
タイタスがリリースしていたタイトルは「トップガン・コンバットゾーン」。同名映画をモチーフにしたフライトシューティングで,バルカンを連続して命中させることでコンボが成立・スコアアップするなどの要素が追加されている。シミュレーションの難しさよりも敵機破壊の楽しさを優先した,誰にでも楽しめるシューティングゲームに仕上がっている。
で,タイタスは欧州のヴァージンインタラクティブを100%子会社に,米インタープレイを子会社にしたそうで,E3などのトレードショーでは3社共同ブースでの出展を行っている。将来は買収した2社のタイトルもタイタスジャパンでリリースする予定があるそうなので,洋ゲーファンには期待したいところだ。
……で,この記事書いた記者クンさぁ,この出展内容のどこらへんがフランスの香りなの?(H副編集長)
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