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行われた対局はなんと1574局!――「将棋日本シリーズJTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」がギネス世界記録に認定

「将棋」のワールドレコードではありますが、ほかのボードゲームイベントと比べてもなかなかすごい記録のようです。

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日本将棋連盟の公式サイトで公開されている当日の模様

 日本将棋連盟は、11月18日に東京ドームで開催された「将棋日本シリーズJTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」において、「同時に1カ所で行われた将棋の対局数ナンバーワン」としてギネス世界記録に認定されたと発表しました。

 このイベントは、全国各地を巡り11会場で開催されているもの。各会場では、プロ棋士から選抜された12人が競うトーナメント「JT日本シリーズ」と、小学生なら誰でも参加できる将棋大会「テーブルマークこども大会」が同時に開催されるのが特徴となっています。

 日本将棋連盟によると、この日子ども大会に参加した小学生は3196人で、合計1574局の対局が行われたとのこと。また、「JT日本シリーズ」の方はこの日が決勝戦で、羽生善治三冠と久保利明九段により行われた対局は久保九段が快勝。同大会で初優勝を飾っています。

 ちなみに、ギネス世界記録を公式サイトで調べてみると、将棋に限らずボードゲーム全体で「最も参加者が多かった大会」として世界記録になっているのはチェスでした。2012年1月22日にフィリピン・セブ島で行われたチェス大会には何と4万3157人のが参加したとか。ただし、こちらは予選会からも含めた記録で、決勝大会の参加人数は3200人と、今回の「テーブルマークこども大会」といい勝負です。今後、子どもたちの将棋人気が高くなれば、ひょっとするとこちらの記録でもチェスを抜くことができるかもしれませんね。

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