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「わさび警報器」発明の日本人がイグ・ノーベル賞を受賞

火事などの緊急時に眠っている人を起こせるわさび警報器を考案した日本人が、イグ・ノーベル賞化学賞を受賞。違法駐車に装甲車で「実力行使」したリトアニアの市長には平和賞が贈られた。

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 「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる「イグ・ノーベル賞」の2011年の受賞者が9月29日、発表された。わさび警報器を考案した日本人研究者も受賞した。

 日本人で受賞したのは、香りマーケティング協会の田島幸信理事長やバイオベンチャー、シームスの漆畑直樹社長、滋賀医科大の今井真氏ら7人。火事などの緊急時に、眠っている人を起こすのに理想的な空気中のわさび濃度を決定し、わさびのにおいを使った警報器を開発したとして、化学賞を受賞した。

 このほか、「強い尿意を催した際の意志決定」についての研究に医学賞、「ある種のオスのカブトムシはビール瓶をメスと間違える」という発見に生物学賞、「円盤投げでは目が回るのに、ハンマー投げでは目が回らない理由」の研究に物理学賞が贈られた。

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授賞式の動画

 また、違法駐車のベンツを装甲車でつぶしたリトアニアのビリニュスの市長が「高級車の違法駐車問題を装甲車でつぶすことで解決できると示した」として平和賞を受賞している。

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受賞 | 日本 | イグ・ノーベル賞

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