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3Dプリンタで銃製造し逮捕の大学職員、勤務先がコメント

「逮捕容疑の内容が事実であれば、誠に遺憾」とコメントし、容疑者は校内の3Dプリンタを使っていないと述べている。

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 3Dプリンタで製造した殺傷能力のある拳銃を所持していたとして、神奈川県警が5月8日に川崎市の大学職員を銃刀法違反の疑いで逮捕した件で、勤務先の湘南工科大学がコメントした。


「本学契約職員に関する報道について」

 逮捕された居村佳知容疑者は4月1日から同校に就業していた。同校は「現在のところ事実確認中ではありますが、逮捕容疑の内容が事実であれば、誠に遺憾です」とし、規則に基づき厳正なる対応をしていくと述べている。

 校内には3Dプリンタがあるが、厳重に管理されており、容疑者が同校の3Dプリンタを使用した事実はないと説明している。報道によれば、容疑者はインターネットで3Dプリンタを購入し、銃の設計図をアメリカのサイトからダウンロードしたという。容疑者は3Dプリンタで製造した銃を撃つ様子をYouTubeで公開していたが、動画は現在削除されている。

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 アメリカでは昨年、3Dプリンタで銃を作るプロジェクトDefense Distributedが、3Dプリンタによるプラスチックの銃の作成に成功したとして3Dデータを公開し、銃規制派から批判を受けるなど物議を醸した。

アメリカでの3Dプリンタによる銃の試射

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