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“Ingress仙人”はなぜIngressにハマったのか? 「3週間で4キロ痩せた」そのハマりぶりに密着してきた(3/3 ページ)

とりあえず暑かったです。

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日比谷公園内~休憩所を求めて

噴水の水しぶきが気持ちいい

 日比谷公園内をうろうろしつつ、噴水や「ソーラー時計」などをどんどん青色に染めていく。

ソーラー時計

ねとらぼ ソーラー時計? 日時計じゃなくて?

飯田 あ、あれだ。

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米光 日時計じゃなかった、ホントにソーラー電池で動いてる、ニュー日時計だよ。

飯田 ここいいじゃん座る場所があって。

米光 座ろう。

日時計かと思ったらソーラー電池式だった
暑いのですぐ座っちゃうおじさんたち

 そろそろ配信機材のバッテリーを交換したいので、休憩も兼ねてさっき見かけた喫茶店に入ろう、ということに。

途中、なぜか公園の中にハニワが
ここもポータルだった

ねとらぼ 飯田さんはなんでそんなにIngressにハマったんですか?

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飯田 僕は千葉出身だけど、もう人生の大半を東京で転々としてるんだよね。この10年でも5回は引っ越ししているし。だから地元意識とかそういう自覚なかったんだけど、Ingressやりはじめたら急に、オレの場所=テリトリーをすごい意識していることに気づいた。

ねとらぼ ナワバリ意識。

飯田 大脳新皮質の古いところ、生き残りをかけたケモノ的な部分が超刺激されて。それが気持ちいいのかな、やめられなくなったというか、いままで押されたことのない禁断のツボを押されちゃった感じ。

米光 ぼーっとしてるとテリトリーとか荒らされちゃうし。

飯田 そう、そのときの不快感みたいなのと、取り戻した時の快感。

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ねとらぼ 地図を切取って自分の土地にしていくのって、ちょっと戦国時代みたいじゃないですか。統一したくなる。

地元が敵チームに浸食されているとなんか悔しい、というのはすごく分かる(画像は僕の地元・高円寺~阿佐ヶ谷周辺)

米光 あと現実の情報量の多さだよね。歩いてても気付かないものがピックアップされる面白さはあるような気がする。

飯田 この状況であの(喫茶店の)旗みたいなのがはためいてるのとかさ、回復の泉みたいだよね。

米光 オアシスみたいだよね(笑)。

ヘトヘトになりつつ、やっと喫茶店に到着

飯田 じゃあここでちょっとHPを回復しつつ、中村さん(中村隆之さん。「ルミネス」「バーチャファイター」などの音楽を手がけたサウンドクリエイターで、この日は途中から参加することになっていた)と合流しよう。

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やっと休憩できる! と思ったら……
本日貸し切り

飯田 まことに勝手ながら、本日グリル貸し切りのため……。

ねとらぼ えーーー!

米光 がーーーーーん!(がっくり)

仕方なく、地図で別の休憩所を探す

 このあともう少し歩いて別の喫茶店に到着し、ここで中村さんとも合流。僕は別の仕事もあったので、中村さんと入れ替わりで離脱することに。

中村さん(中央)と合流し、パトロール再開

 結局、飯田さんたちはこのあと皇居方面へ向かい、さらに2時間くらい遊んできたそう。元気なおっさんたちだ……。

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日比谷の交差点で飯田さんたちとはお別れ
3人はそのまま雑踏の向こうへ消えていったのであった

 この日歩いたルートはこんな感じでした。

池谷勇人

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