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第18回文化庁メディア芸術祭、「Ingress」がエンターテインメント部門大賞に
漫画部門は「五色の舟」が大賞を受賞した。
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第18回文化庁メディア芸術祭の受賞作品が11月28日に発表された。位置情報を使った陣取りゲーム「Ingress」(Google’s Niantic Labs)がエンターテインメント部門で大賞を獲得した。
Ingressの大賞受賞について、審査員の飯田和敏さん(ゲーム作家)は、人々がネットに常時接続された端末を持ち歩く情報環境の中で「私たちはどこへ向かうのか?」という課題に決定的なビジョンを示すことに成功したとコメントしている。エンターテインメントではほかに、お店の看板のレトロ文字をフォント化する「のらもじ発見プロジェクト」が優秀賞を受賞している。
アニメーション部門はロシアの短編アニメ「The Wound」が大賞を受賞し、優秀賞は「映画クレヨンしんちゃん『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』」「ジョバンニの島」など、新人賞には「たまこラブストーリー」が入っている。漫画部門は「五色の舟」(近藤 ようこ/原作:津原 泰水)が大賞、「アオイホノオ」(島本 和彦)などが優秀賞を受賞している。アート部門は今回は大賞なしとなった。
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文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するというもの。今回は71の国と地域から応募された3853作品から選んだ。受賞作品は2015年2月4~15日の受賞作品展で展示される。
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