ニュース

竹書房、懸賞の当選者数を水増し 消費者庁が措置命令

実際の当選者は1人なのに10人と記載していたケースや、当選者数を記載していながら景品の提供がなかったケースもあった。

advertisement

 竹書房が漫画雑誌の懸賞で当選者を水増ししていたとして、消費者庁が景品表示法違反で措置命令を下した。

 「まんがライフ」「まんがくらぶ」などの雑誌7誌の懸賞企画において、誌面に記載した当選者数を下回る数の景品を提供していたという。実際の当選者は1人なのに10人と記載していたケースや、当選者数を記載していながら景品の提供がなかったケースもあった。こうした水増しは2012年の夏から1年ほどの間行われていた。


景品表示法違反となった表示の例

表示例

 消費者庁は、このような景品表示法違反があったことを消費者に周知するよう竹書房に命じた。併せて、再発防止策を講じ、役員・従業員に周知徹底すること、今後、同様の表示を行わないことも命令した。

advertisement

 竹書房は措置命令を受けて周知を行い、「読者の皆様をはじめとして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪している。2014年9月からは、誌面上に記載した当選者数と同数の景品類を提供し、社内調査を実施して再発防止に努めているとしている。


竹書房:不当景品類及び不当表示防止法第6条の規定に基づく「措置命令」について

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  7. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  8. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  10. 「リンゴを○○で巻いて焼くとヤバい」 リンゴ農家がオススメする“意外な食べ方”に30万表示の反響 「絶対においしいやつ」