うどん県、極秘研究施設からヤドン800匹が脱走　日本各地でヤドンの目撃情報が

　香川は“うどん”だけでなく“ヤドン”も盛んだった。「うどん県」として香川県の魅力を紹介する香川県観光協会が、県の極秘の研究施設からポケモンのヤドンが800匹脱走したという号外記事を、エイプリルフールの4月1日に公開した。ヤドンを見かけた場合は興奮させないよう注意するとともに、目撃情報を呼びかけている。

　「うどん県新聞」の号外によると、香川県は干ばつによる水不足を解消するため、あくびをすると雨が降るという言い伝えをもつヤドンを、瀬戸内海の無人島の施設「香川県ヤドン研究センター」で長年極秘に研究していたとのこと。昨年からはしっぽの甘みについて研究テーマを方向転換していたそうだが、1日未明にヤドンたちが集団脱走したことでプロジェクトが明るみへ出ることとなった。写真では大量のヤドンを追い回す研究員の姿が確認でき、なんだかほっこりする。

　協会のサイトではヤドンの目撃写真をTwitterのハッシュタグ「#sanukiyadon」（讃岐やどん）で募集中。公式サイトがヤドンの背景透過画像を8種類も配布しているのもあって、日本各地でヤドンが出没している写真が投稿されている。うどんの中でトッピングのように潜むヤドンや、沖縄県のシーサーの横、琵琶湖の中など、どこもかしこもヤドンだらけ。

　午後2時時点でヤドンの捕獲数は554匹だそう。Togetterのツイートまとめ「讃岐やどん」にいろんなヤドンの目撃写真がまとまっている。

※エイプリルフール企画です

（黒木貴啓）