Twitter警察24時？　英国の警察が24時間ツイート実況　「アナグマに追いかけられた」など珍通報も

　「（エリザベス）女王と話したい」――英国のエイボン＆サマセット警察管区が、24時間にわたって警察の活動をTwitter実況するイベントを実施し、緊急通報ダイヤルへのさまざまな通報を紹介しました。

　同管区は3月に初めて24時間ツイートマラソンを行い、1日の間に緊急通報ダイヤルに寄せられたさまざまな電話を紹介しました。2回目となる今回も、@ASPoliceLIVEで事件についてツイートしたほか、珍通報を紹介しました。

　「アナグマに追いかけられた」「カモメがサンドイッチをとろうとした」「女王と話したい」「タクシーのシートベルトがきつすぎる」など、緊急通報としては考えられないような電話が紹介されています。

　ほかにも「家から閉め出されてしまった」「空港でなくなった荷物が隣の家に届いた」「クーポンが使えない」など緊急性のない通報も。同管区は「本当に緊急性のある通報から時間を奪った通報が今日は71件ありました。電話する前に考えてください」「緊急ダイヤルへの緊急でない通報は誰かの命を危険にさらす可能性があります」と呼びかけています。

　ほかにも「指名手配中の強盗を逮捕しました」「自動車の衝突事故が発生」という臨場感のあるツイート、車泥棒がFacebookのプロフィール写真を盗んだ車に載っている写真に変えたという間抜けなエピソードなどがツイートされています。道の真ん中で上半身裸の男が寝ているのが見つかり、「ポジティブなエネルギーを浴びている」と話した――という事件も。実況を通じて、警察の仕事の大変さが分かります。