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ジョン・レノンのギターがオークションにて約3億円で落札 50年以上行方が分からなくなっていた幻の一品

ロック分野の競売では史上最高の落札額! 規模が桁違いだぜ……。

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 米・ビバリーヒルズのオークションハウスJulien’s Liveが主催したオークションのイベント(関連記事)にて出品されたジョン・レノンのギターが241万ドル(約3億円)で落札されました。

Icons & Idols: Rock n’ Roll 2015」(Julien’s Live)より

 このギターはギブソン社製の「J―160E」。ビートルズのデビュー曲「ラヴ・ミー・ドゥ」などの収録でレノンが使用したことでも知られています。ジョン・レノンは1年ほどこのギターを使ってから、1963年にはメンバーのジョージ・ハリソンのものと交換。その後、ギターはロンドン公演の際に紛失し、50年以上行方が分からなくなっていました。

Julien’s Auctionの公式発表

 しかし、カリフォルニア・サンディエゴのアマチュアギタリストであるジョン・マコーさんが、中古店で約275ドルで購入した自身のギターが古い雑誌で見かけたハリソンのギターと酷似していることに気が付き、ビートルズの専門家に鑑定を依頼したところ本物と認定されたという経緯があったようです。なんという偶然。なんという奇跡。

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50年以上行方不明だった幻の一品……

 なお、Julien’s Liveによるとこの「約3億円」という落札価格は、Julien’s Liveのロック分野の競売では史上最高額とのこと。ちなみにビートルズが1964年のアメリカ初公演で使用したドラムヘッドも出品されていましたが、こちらは212万5000ドル(約2億6000万円)で落札されたそうです。規模が桁違いですね……。音楽ファンの熱い情熱を感じさせる落札結果となりました。

Julien’s Auction公式サイトより

高城歩

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