もはや自虐はお家芸？　茨城県が自虐で魅力を紹介するPR動画公開　よしもと芸人が都道府県役

　9月に発表された都道府県魅力度ランキングで、3年連続最下位という不名誉な記録を樹立してしまった茨城県（関連記事）。これを受けて、茨城の魅力を紹介するPR動画を公開しました。茨城のお家芸「自虐ネタ」（関連記事）が満載です。

　動画の舞台は、全国47都道府県から47人の生徒が集まる都道府県高校。生徒は各都道府県出身のよしもと芸人が演じています。

　ピース・綾部さん演じる担任教師が、1位の北海道（とにかく明るい安村さん）、2位の京都（レギュラー）、3位の東京（ピスタチオ・小澤さん）へと順番にテストを返却。最後の47番目は、渡辺直美さん演じる茨城でした。

　お昼の時間には、全国生産量の約50％を茨城産が占めるレンコンや、全国生産量の約90%が茨城産という干し芋をアピール。「茨城県が無くなったら、レンコン・干し芋ショックが起きて、日本がパニックになる」と語りますが、クラスメイトには白い目で見られてしまいます。

　授業が始まると茨城は教科書ではなく、茨城の名産品を次々と机の上に。すると、担任教師はそれに便乗して茨城の魅力を次々に挙げていきます。実は、担任教師も茨城出身だったのです。最後は茨城県非公認ゆるきゃら・ねば～る君が窓の外でにょきにょき伸びて、「のびしろ日本一」をアピール。

　このPR動画は11月5日にスタートした「平成27年度いばらきを知ろう！大キャンペーン」の一環。スローガンは「のびしろ日本一。いばらき県」です。

（笹原新之介）