ニュース

“プーさん”は歯周病を患っていた!? 「くまのプーさん」のモデルとなったクマの頭蓋骨が英博物館で初展示

甘いものを食べ過ぎちゃったのかも。

advertisement

 「くまのプーさん」のモデルになったクマの頭蓋骨が、イギリスのハンテリアン博物館にて初展示されています。

イングランド王立外科医師会のサイトより

 ハンテリアン博物館はイングランド王立外科医師会が管理しており、歯科学分野のコレクションなどが保管されています。今回「くまのプーさん(“Winnie-the-Pooh”)」のモデルとなったメスのクロクマ「ウィニペグ」の頭蓋骨も、クマにおける歯科衛生事情を知ることができる資料としての展示となっているようです。

 「くまのプーさん」の原作者であるミルンが息子であるクリストファーとともに訪れていたというロンドン市内の動物園で飼育されていた「ウィニペグ(愛称:ウィニー)」。頭蓋骨を調査した結果、どうやら子どもたちから甘いものを与えられていたなど、その食生活が原因となって歯垢が溜まった結果、高齢であったことも要因となり慢性的な歯周病を患っていたことが分かりました。そうだったのか……! しかしながら、子どもたちから直接お菓子を与えられるぐらいおとなしいクマだったという点も驚きです。

advertisement
「プーさん」のモデル「ウィニペグ(ウィニー)」の頭蓋骨

 イングランド王立外科医師会は「博物館を訪れる大人や子どもたちは、現実のウィニーについて学ぶ機会となり、ミルンが彼女からどのようにインスピレーションを得ていたかが分かるでしょう」「私たちのコレクションから浮かび上がるウィニーの物語や存在は、動物の健康について学ぶことが、世界中の“種”に対する理解をいっそう深めてくれると思い出させてくれるはずです」と述べています。

 その死後80年ほど保存されていたという頭蓋骨。私たちが知らなかった“プーさん”の事実が次々と判明し、とても興味深いですね。

高城歩

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 同情せざるを得ない衝撃の光景に「私でも笑ってしまう」「こんなん見たら仕事できない」
  2. 【今日の計算】「2+7×9−3」を計算せよ
  3. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  4. 【今日の難読漢字】「鱸」←何と読む?
  5. IKEAの新作カーテンが「家中これにしたい」ほどすてき!→どうやって付けているの? 垢抜けインテリア術に視線集中「すっごいかわいい」「色味が最高」
  6. なんでそうなった? のこのしまアイランドパーク園内看板の名称が「俺は間に合わなかったがトイレはあっちだ君」に決定
  7. 80代一人暮らし女性の“その都度が大事”なキッチンお掃除術 毎日少しずつ……の習慣に「尊敬しかない」「すごくやる気をもらえます」と称賛の声
  8. 解体進む“動くガンダム”、いよいよ骨組のみに それでも「ガンプラのフレームみたい」とファン注目
  9. 7歳息子「誕生日は家が欲しいっ!」→母がリビングに秘密基地をDIY 目を疑う最高傑作に「これは凄すぎるよ」「めっちゃ中入りたい!」
  10. “スケスケ成人式コーデ”が物議のモデル、「3度見される服」を披露 「コレは見ちゃうわ」「洗っても大丈夫なのか」の声