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故・松来未祐さんの病名、慢性活動性EBウイルス感染症だったと明かされる

遺族の意向で病名が明かされました。

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 声優の松来未祐(まつきみゆ)さんが10月に38歳の若さで亡くなってから1カ月強(関連記事)。12月15日に81プロデューススタッフにより松来さんのブログが更新され、四十九日の法要が終わったことが報告されました。


松来さんのブログに投稿されたお知らせ

 同エントリでは、これまで伏せられていた松来さんの病名が「慢性活動性EBウイルス感染症」であったことが明かされています。これは、「同じ病気の一人でも多くの人が、早期発見により助かって欲しいので、病名を公表したい」という遺族の意向によるもの。

 慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)は、現在でも有効な治療法が確立されておらず、最終的に多臓器不全や悪性リンパ腫などを発病することで高い致死率を示す疾患。EBウイルス自体は大多数の人が感染を経験しているものの、通常は特に問題にはならず、まれに何らかのきっかけでウイルスが再活性化し、体内での免疫制御が不能となることが知られています。

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10月27日に死去した松来未祐さん

 松来さんは、体調不良が続き検査を重ねていましたが、原因不明のまま6月30日に急性肺炎で緊急入院。9月4日には一時退院が認められましたが、9月18日再入院。10月27日に永眠しました。松来さんの最終的な死因も悪性リンパ腫だったと報告されています。

 松来さん自身、いつか手記を出して同じ病気に苦しむ人の支えになりたいと考えていたということで、今回の公表を機に、より多くの方に慢性活動性EBウイルス感染症という病気を知ってもらい、早期発見と治療法の進展につながることを願っていると結ばれています。

 ブログでは、松来さんの両親からのメッセージも記され、改めてファンへの感謝が述べられています。

娘の闘病生活については頭が下がるほど立派でした。
ただ、ただ、仕事に復帰したい一念だったと思います。
亡くなる直前まで意識はあったようで、言葉を発することはできませんでしたが、
こちらの問いかけにはコックリと頷いていました。
声優仲間の他ご縁のあった方々からの多大なご協力、ご支援、ご厚情に親として驚くとともに感謝に堪えません。
また、これまで長い間松来未祐を応援してくださった多くのファンの皆様、本当にありがとうございました。

松来さんが羽佐間翔子役で出演していた「蒼穹のファフナー」の監督、羽原信義さんもツイート

Twitterのトレンドにも「慢性活動性EBウイルス感染症」

Yahoo!リアルタイム検索でも関連ワードが上位に

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