文藝春秋「週刊文春 Woman」発売へ 週刊文春創刊57年で初の女性編集長
文春もついに女性活用か。
1959年創刊の「週刊文春」が、その歴史で初となる女性編集長を起用した「週刊文春 Woman」を1月1日に発売することが文藝春秋から発表されました。
「週刊文春 Woman 2016 新春スペシャル限定版」は、同社の女性編集者が中心となって編集した完全女性目線の「週刊文春」。編集長は入社17年目の井﨑彩さん。臨時増刊を含めても初の女性編集長となります。
同誌の巻頭カラーグラビア「新春美男図鑑」では、ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が登場。巻頭言には週刊文春愛読者だというジェーン・スーさんの「私を『女』で括らない週刊文春じゃなかったの?」を掲載。芥川賞を受賞した又吉直樹さん、羽田圭介さんの素顔にも迫った内容や、週刊文春ファンなら見逃せない「清水ちなみ あの頃、私は OL 委員会だった」「ナンシー関『テレビ消灯時間』スペシャル再放送!」も掲載されます。
なお、同誌はセブン‐イレブン店舗とセブンネットショッピングでのみ販売。価格は430円(税込)です。
井﨑彩編集長のコメント
「文春もついに女性活用か」と、思っていただいて結構です(笑)。
こんな時代じゃないと、「女性版『週刊文春』をつくってみたい」というプランは通らなかったと思うので。
「週刊文春」の売り上げの半分近くを女性読者が支えて、はや10年。
そろそろ完全女性目線の「週刊文春」をつくってもいい時期ではないかと思いました。
女性週刊誌ではなく、「週刊文春」の女性版です。
「週刊文春」のテイストはそのままに、扱うネタはぐっと女性寄りになっています。
とはいえ、普段は男性目線の「週刊文春」を女性読者が読んでいるわけですから、女性目線の「週刊文春」を読んでみたい! という男性読者も大歓迎です。
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