ニュース

伝説の埼玉ディスり漫画「翔んで埼玉」の復刊に予約が殺到 発行数2万5000部の予定を20万部に増刷へ

魔夜先生「嬉しい交通事故みたいですね」。

advertisement

 12月24日に復刻予定の、埼玉をこれでもかと否定しまくる伝説の漫画「翔んで埼玉」(関連記事)に予約が殺到しています。あまりの人気に宝島社では、当初の発行予定数だった2万5000部を、10倍近い20万部に変更しました。

「翔んで埼玉」。この画像だけでもひどさが伝わるはず

 「翔んで埼玉」は、「パタリロ」でおなじみの魔夜峰央先生によるもの。「埼玉県民にはそこらへんの草を食わせておけ!」「生まれも育ちも埼玉だなんて おお、おぞましい」「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」などなど、埼玉県民が聞いたら白目をむきそうなナイスフレーズが連発するすごい作品です。

 しかも、魔夜先生が埼玉在住だった1980年ごろに書かれたというのですから闇が深い。魔夜先生の口は埼玉になってしまったのでしょうか。

advertisement
奇病「サイタマラリヤ」。近くに埼玉県民が不法に潜伏している証拠である
埼玉県知事の踏み絵。”雲の上の人”である県知事閣下の写真を埼玉県民は踏めない
「都会指数」に応じてクラス分けがなされる。元埼玉県民はZ組へ
この世界は埼玉の闇が深すぎる

 今回の復刊に、魔夜先生は以下のようにコメントしています。どうやら、埼玉への愛があったからこそ描けた作品だったようですね。

  • やおい君発売から30年たっての再ブレイクについての感想を。

「なぜ今なんだろう。不思議でならない。当時はなんの反応も無かったのに。嬉しい交通事故みたいですね。こんなのはじめてです。」

  • 30年たっても普遍的な、埼玉の位置づけにどうおもいますか

「最近はみんな自虐的だし、そうゆうのが好きなんだね。時代が変わって、受け入れられるようになったんですかね。当時は所沢にすんでて同じ目線だったから書けたけど、もう引っ越したから描けないな。描いたらイジメでしょ。あんなひどいこと良く描けたな~でも、県民が優しいですね。笑って許せる県民性。でもよく描いたよな~埼玉の方たち、本当にすみません。」

  • 茨城のことを、埼玉よりひどく言っているシーンがありましたが

「当時、今の奥さんとお付き合いしていたんだけど、茨城出身だったので、身内感覚で描いてみたんです。そしたら親戚から怒られちゃって。。埼玉の人はなんにもおこらなかったのになぁ」

  • 埼玉に引っ越したら、またかけますか?

「もう引っ越さないかな~横浜おしゃれですもん。今はね、よくあんなこと描けたなって思うんです。自制心があるので、もう描けませんね。でも、所沢はとてもいいところでしたよ。住んでるときに大好きだったから描けたんだろうね。」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  2. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  3. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  4. 「どういうことなの!?」 ハードオフで13万円で売っていたまさかの“希少品”に反響「すげえ値段ついてるなあ」 
  5. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  6. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  8. 「衝撃すぎ」 NHK紅白歌合戦に41年ぶり出演のグループ→歌唱シーンに若年層から驚きの声 「てっきり……」
  9. 知らない番号から電話→AIに応対させたら…… 通話相手も驚がくした最新技術に「ほんとこれ便利」「ちょっと可愛くて草」
  10. 「見間違いかと思った」 紅白歌合戦「ディズニー企画」で起きた“衝撃シーン”に騒然「笑った」「腹痛い」