映画「傷物語〈I 鉄血篇〉」公開　「作画がすさまじい」「シャフトの本気」など絶賛の声続々と

　「作画がすさまじい」「映像が途方もなく美しい」「（同作を制作した）シャフトの本気」――1月8日に公開された全3部作のアニメ映画「傷物語〈I 鉄血篇〉」。数々の“物語”が始まるきっかけ、阿良々木暦が吸血鬼となった経緯が語られる同作に、ネットではさっそく絶賛の声が多数上がっています。

　傷物語3部作と同じ「シャフト×新房昭之監督」で今秋テレビアニメ化が予定されている「3月のライオン」の羽海野チカさんや、SKE48の鎌田菜月さんも感想をツイートしています。

　また今回、西尾維新さんによる書き下ろし小説「混物語（マゼモノガタリ）」が、劇場来場特典として週替わりで配布されることも話題に。1週目の「第忘話　きょうこバランス」は、「忘却探偵シリーズ」の主人公・掟上今日子の推理を「物語シリーズ」の阿良々木暦が手伝う物語でしたが、配布された小冊子によると、映画3部作にわたり15話まで配布されるようで、2週目は「第強話　じゅんビルド」となっています。

　「第強話　じゅんビルド」は、西尾維新さんの「最強シリーズ」に登場する主人公、人類最強の請負人と呼ばれる哀川潤が「吸血鬼の退治」を請け負い、阿良々木暦の住む町に現れる物語。哀川潤は西尾さんの「戯言シリーズ」「人間シリーズ」にも登場しており、それぞれのシリーズの主人公である、いーちゃん、零崎人識が「混物語」に登場するのではないかと期待する声も上がっています。

　また、公式サイトでは、「傷物語〈I 鉄血篇〉」の公開に合わせ、2016年夏公開「傷物語〈II 熱血篇〉」のキービジュアルも公開。同ビジュアルを使用したクリアファイルが特典につく全国共通特別前売券＆ムビチケも発売されました。この夏が待ち遠しいですね。