声優・蒼井翔太が「キングレコード」への移籍を発表　「SHOWTA.」時代から10年ぶり

　声優・歌手の蒼井翔太さんが、3月1日をもって所属レコード会社を「ブロッコリー」から「キングレコード」に移籍したことを発表しました。

　公式ブログでは、「デビューしたばかりの頃は、壁にぶつかる事も多く、その度にいつも支えて下さり、育てていただいたブロッコリーさんには心から感謝をしております」と、これまでの所属事務所に対して感謝を述べるとともに、「これからお世話になります、キングレコードさん。蒼井翔太として変わらず、素敵な作品、楽曲に出会えるように精一杯努力していきますので、宜しくお願い致します」と新天地への意気込みがつづられています。

　蒼井さんは2006年に「SHOWTA.」としてキングレコードから歌手デビューするも、自身の夢であったアニソン歌手・声優を目指すため事務所を辞めフリーに。その後、アーティスト・声優事務所の「S」に所属し芸名を現在の「蒼井翔太」に改めました。11年に声優デビューし、アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪」美風藍役などで人気を得ると、13年にはブロッコリーのレーベル「b-green」から再度歌手デビューを果たしました。

　蒼井さんが移籍するのはキングレコードの再編により今年新設された「キング・アミューズメント・クリエイティブ本部」。前身のキングレコード「第三クリエイティブ本部」と「スターチャイルド」が統合された部署であり、所属アーティストには宮野真守さん、水樹奈々さん、林原めぐみさんといった、声優と歌手の両方で活動する声優が多く所属しています。

　5月18日に発売予定の蒼井さんのベストアルバム「S」は、予定通りブロッコリーから発売予定。蒼井さんはベストアルバムのリリースについて「ブロッコリーさんと共に歩んで来た軌跡を全力で詰め込みたいと思います」とコメントしています。