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デヴィ夫人は「プリパラの神」 映画「プリパラ み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」が試写会もイベントも破天荒だった

ひなまつり……いや! デヴィ祭りだ!!

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 3月12日公開の映画「プリパラ み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」の試写会および公開記念イベントが、東京ドームシティ・シアターGロッソで3月1日に行われた。

 TVアニメシリーズ「プリパラ」の劇場版となる同作。公開前から「女児向けなのに製作陣に『メカデザイン』スタッフが挙げられている」「デヴィ夫人がこの作品で声優デビューする」など、突き抜けた話題が飛び出していた作品だが、果たして実際の仕上がりは……。

映画公式サイトより

 なんと今回、映画は作画部分の制作が終わっておらず、試写会では未完成のものが上映された。未完成の部分は「制作中」という画面が表示され、音声だけが流される。ライブシーンであるCGパートは完成していたが、全体の40%ほどが「制作中」になってしまっており、ぶっ飛んだストーリーと相まって観客は「制作中」の表示が出るたび爆笑していた。

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 しかし見どころのライブ映像部分では、新曲はもちろんのこと、今までに登場した人気コーデが別のキャラ用にアップデートされて登場したり、人気曲の新録バージョンが出てきたりと、ファンサービスたっぷりの内容だった。ライブステージの背景もかなり凝っているので注目しておきたい。

デ、デヴィ夫人!

 「声優のお仕事は初めてです。ですからとってもこの話が来た時うれしくて。声を出すものに憧れてたものですから……」そう語ったのは、あのデヴィ夫人。今回、主人公のらぁらが通う学校の校長先生の姉「大神田プロリア」役として出演している。試写会後のイベントには、着物の帯を使った特注のボレロに、孔雀の羽の髪飾り、巨大なエメラルドのネックレスを身につけて登場した。ひなまつりにちなんで着物モチーフの衣装にしたそうだ。す、すげえ~! 頭に孔雀の羽をつけている人、人生単位でもそうそう見られるものではない。ラスボスだ……。

後ろにいるSKE48・高柳さんにかぶってしまうほど巨大な髪飾り
キュートな振袖姿の茜屋さん

 ひな祭りにちなんで振袖姿を披露したらぁら役・茜屋日海夏さんは、そんなデヴィ夫人の演技について、「見る前からスタッフさんが絶賛していてすごく楽しみだったんですけど、見たら予想の斜め上!」と感服した様子。新キャラなのに「昔からいたようなオーラがすごくあって、もうプリパラの神のような存在です」(茜屋さん)とまで言わしめたそのゴージャスな声は、劇場で確かめてほしい。

主題歌を担当したSKE48より、須田さん(後列左)&江籠さん(後列右)
笑顔がステキな熊崎さん(左)&高柳さん(右)、そしてデヴィ夫人
高柳さん(左)&古畑さん(右)

 さらに今回、映画の主題歌「チキンLINE」を歌うSKE48より、須田亜香里さん・江籠裕奈さん・熊崎晴香さん・高柳明音さん・古畑奈和さんが、こちらも振袖姿で登場。中でも「SKE48きってのプリパラファン」だという高柳さんは、観客の女の子からの「どうしたらアイドルになれるの?」という質問に対し、「プリパラを見てたくさんアイドルのことを勉強して、愛されるアイドルになってほしいなあ。らぁらちゃんみたいなセンター取れるアイドルになってください!」と完璧な回答を返した。スクリーンでもステージでも、アイドルはまばゆい。そしてその中でひときわ存在感を放つデヴィ夫人……。

イベントにやってきたちびっこたちと

 夫人は「お子様だけじゃなくってですね、大人の方にも見ていただきたいなと思いますね。毎日新聞やテレビ、殺伐としたニュースがたくさんありますけども、ぜひプリパラを見て穏やかな気持ちになって」と語っていたが、正直本編は突っ込みどころが多すぎて心の平穏どころではなかったぞ!

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 イベントも内容も破天荒だった映画「プリパラ み~んなのあこがれ♪ レッツゴー☆プリパリ」は3月12日に公開される。完成版、楽しみにしています!

正しい倫理子

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映画 | アイドル | 試写会 | SKE48 | 声優 | アニメ

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