ハリウッドザコシショウ、42歳で「R-1ぐらんぷり」最年長王者に 松本人志「今年のR-1は“人”だった」
全く似てないのに笑えてしまう奇跡のモノマネ。
3月6日、“ひとり芸日本一”を決める「R-1ぐらんぷり2016」(フジテレビ)の決勝戦が行われ、ハリウッドザコシショウさんが初優勝しました。42歳での受賞となり、これはR-1史上最年長王者とのこと。
黒の海パンに黒のハットといういでたちでステージに立ったザコシショウさんが披露したのは、デスボイスのジャパネットたかた初代社長、「おい、ちょっと待ってくれよーうぃんうぃんうぃんうぃん」と奇声を上げる木村拓哉さん、「お察しします」とのところしか合ってない古畑任三郎……など。はっきり言って全然似ていないのに、意味不明のパワーで押し切られ、気付くと笑っているという奇跡のモノマネの数々。
MCの雨上がり決死隊・宮迫さんが涙を流して笑っていた「まんが日本昔話」のネタは、「オラ、あんころ餅が食いてえ……いやいや、俺のほうがあんころ餅が食いてえ」と繰り返すもの。文字にするとどうってことないのに、ザコシショウさんがやると笑ってしまうのはなぜなのか。
以前から芸人さんの間で“面白い”と話題になっていたザコシショウさん。特に高く評価していた東野幸治さんは、「R-1優勝おめでとう! でも一夜だけのスターにならずに継続して売れっ子になってください。そして、あなたの力であらびき団を復活させてください!」とエール。ザコシショウさんの同期である陣内智則さんも、「お笑いを心から愛する人には笑いの神様は微笑む」と祝福しています。
さらに、飛石連休の藤井ペイジさんは「ザコシショウを宴会芸とか言ってる人がいるけど、全く何も分かってないな。あれを普通の宴会でやって、受けるわけないだろう」と、その芸を分析。一方、ダウンタウンの松本人志さんは「R-1は人を笑うかネタを笑うか。今年は人やったね。ザコシショウおめでとう」とお祝いの言葉に加えてサラリと受賞理由を分析しています。
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