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リアルDJアゲ太郎! 「とんかつ屋の音」だけでビートメイクした動画がアガる上に腹が減る

やっぱり、「とんかつ屋」と「DJ」は同じだった?

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 4月10日に放送開始したテレビアニメ「とんかつDJアゲ太郎」(原案:イーピャオ 漫画:小山ゆうじろう)。主人公・勝又揚太郎は作中で、「とんかつ屋とDJって同じなのか!!!???」という驚きの発見をしますが、本当にとんかつ屋とDJは同じなのでしょうか。

 原作は集英社「少年ジャンプ+」で連載中のコメディ漫画。そこで、集英社は「とんかつ屋」=「DJ」を真面目に実証するための「TONE-CUTS GROOVE PROJECT」を始動。なんと“とんかつ屋に存在する音”だけで作られたクラブトラックの動画を公開しました。


「TONE-CUTS GROOVE PROJECT」(トーンカッツ・グルーヴ・プロジェクト)

 動画およびトラックは「とんかつ屋に存在する“音”でグルーヴは生まれるのか?」を検証するために作られたもの。「TONE(音)」を「CUTS(切る)」を合わせて「TONE-CUTS(とんかつ)」、つまり音を細切れにしたカットアップ的な手法でトラックが構成されています。

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 トラック作成を任されたのは、環境音を再構成した楽曲を得意とするサウンドアーティスト・清川進也さん。これまでSONYやNTTドコモなど数多くのテレビCM音楽を手掛けたほか、NHK Eテレ「テクネ 映像の教室」などにも楽曲を提供しています。また、動画にはアニメの音楽を制作した藤原大輔さん(MU-STARS/MU-STAR GROUP)も出演しています。


キャベツを刻む音をマスターテンポにビートメイク

職人が丹精込めて研いだ包丁が光ります

 トラックではとんかつを揚げる音のほか、「包丁を研ぐ音」「卵を割る音」など、裏方の音まで使用。また、料理の音だけでなく「のれんを上げる音」「とんかつにかぶりつく音」「とんかつを食べてその美味しさに唸る声」といった音までサンプリングされています。


ツマミをひねりコンロに着火、DJもツマミをひねりますし同じですね

ジューシーに揚がるとんかつの音でフロア(店内)もアガります

鍋の2枚使い。ってこれ、まさにターンテーブル!

職人の手でアツアツのとんかつがメイクされ、テンションは最高潮にアガる!

ジュワ~というブレイクと共に「お待ちどお様でした」の声でとんかつがドロップ!

 グルーヴに合わせてとんかつがジューシーに揚がっていく様に、テンションも急上昇。クラバー(とんかつ愛好家)たちは高揚感で生唾を飲み、ブレイク明けには「お待ちどお様でした」の声でアツアツのとんかつがドロップされます。


皿を選ぶ手付きも手馴れています。恐らくハードディガーでしょう

食べ終わったカウンターもふきんでキレイにスクラッチ

熱くなったお客さんたちが、ハンズアップでさらなるとんかつを求めます

 職人の華麗なテクニックによりフロア(店内)のテンションは最高潮に。お客さんは我を忘れて踊るようにとんかつにかぶりつきます。激アゲの店内は次々とやってくるお客さんで満員状態。果てには外国からのクラバー(とんかつ愛好家)も来店し、極上のとんかつに舌鼓を打ちます。間違いなく今夜一番熱い場所はここだ!


職人の手によって、とんかつもフロア(店内)も激アゲの状態に

完全にとんかつでドープな世界へ。最高な夜はとんかつ屋もクラブも同じでした

 動画を見て分かる通り、「とんかつ屋」と「DJ」は同じであることが実証されましたね。とんかつ屋のリズムはクラブトラックとなり、クラバー(とんかつ愛好家)たちの高揚感を満たしてフロア(店内)を熱くさせます。お客さんを“アゲ”て“最高の夜”を作るということにおいて、「とんかつ屋」と「DJ」に違いは全くありませんでした。

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 なお、今回とんかつ屋の音のレコーディング・およびPV撮影に協力したのは、東京都台東区寿「すぎ田」店主の佐藤光朗さんと、東京都杉並区高円寺南「とんき東高円寺支店」店主の濱田弥兵衛さんの2人。東京のとんかつシーンを引っ張る熱い両職人の店舗では、最高のとんかつと最高の夜を提供してくれることは間違いないでしょう。


「すぎ田」佐藤光朗さん

「とんき東高円寺支店」濱田弥兵衛さん

やっぱり「とんかつ屋」と「DJ」は同じでした
(C)イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・とんかつDJ製作委員会

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