ニュース
液体の入ったスマホケースでやけど 国民生活センターが注意喚起
見た目はかわいいけど、十分注意が必要です。
advertisement
液体の入ったスマートフォンケースからの液漏れについて、国民生活センターが注意喚起しています。
昨年からインターネット上で、液体の入ったスマートフォンケースでやけどをしたという国内外の事例が報告されていました。全国消費生活情報ネットワークシステムPIO-NETにも、「スマートフォンケースから液漏れした液体が肌に付着して右肩がかぶれた。1週間経ったが治らない」「液体が衣服を通して皮膚まで到達しかぶれた」などの皮膚障害、臭いによる危険事例が寄せられていました。
国民生活センターがネット上で販売されているスマートフォンケース4種類の内部に入った液体について調べた結果、皮膚への刺激性については3つが「強い刺激性」「皮膚腐食性あり」、1つが「中等度の刺激性」との評価になりました。4種のうち3つは、詳細な成分までは不明でしたが、常温でも揮発する沸点の低いもの。また人体に影響があることをパッケージなどで表示していたものは2つのみでした。
advertisement
海外の事例
海外の事例
これを受けて国民生活センターは、液漏れが確認されたらすぐに使用をやめること、液体が皮膚に付着したらすぐに洗い流し、液体が染みこんだ衣類は使用し続けないことなど注意することを呼びかけています。
見た目がかわいいと使用してる人も多いようですが、液漏れの危険性をしっかり知っておく必要がありそうです。
関連記事
国民生活センター、熊本地震に便乗した悪質商法に注意呼びかける
点検商法やかたり商法など。「パズドラ」「モンスト」いまだに“確率表示なし”はセーフか ガチャ問題、4月1日から施行された「新ガイドライン」の影響は
ユーザーからは「4月になったけど、ガチャ確率表記は?」といった声も。国民生活センター、絶対に入ってはいけない「ぼったくりバー」に注意喚起
楽しい気分が一転、高額請求される。「なかよし」「りぼん」など女児向け雑誌ふろくから発がん性物質検出相次ぐ 使用中止と回収を急ぐ
発売を予定していた雑誌もネイル&リップセットを付録にしていたために念のために発売中止に。政府広報「家族みんなで防ごう!高齢者詐欺!」に似せたチラシで偽の相談窓口に誘導する手口 消費者庁が注意を呼びかけ
「会社の内容を教える」というのは偽物です!物干しざおの移動販売でのトラブル再び増加 10万円請求されたケースも
支払いを強要し金融機関に同行されることもあった。打ち上げ花火で顔がドーンと粉々に! マネキンを使って花火の危険性を紹介する動画がゾッとする
一般的な娯楽とはいえ、花火の中身は火薬ですからね。「余った腕時計タダであげるよ」→昔からよくある詐欺なので注意
国民生活センターも警告を出しています。「個人情報を削除してあげる」電話は詐欺 国民生活センターが注意呼びかけ
個人情報の流出事件に便乗した不審な勧誘電話にご注意を。消費者生活センターへアダルトサイトに関する相談 2014度は10万件を突破して過去最多に
スマートフォンでトラブルに合うケースや、女性や高齢者からの相談も増えているそうです。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.