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漫画家・吉野朔実さんが病死 代表作に「少年は荒野をめざす」「period」など

「吉野朔実劇場」を連載中だった「WEB本の雑誌サイト」が報じている。

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 漫画家の吉野朔実さんが4月20日、病気のため亡くなった。「吉野朔実劇場」を連載中だった本の雑誌社と博報堂によるWebサイト「WEB本の雑誌サイト」で報じられた


吉野朔実さんの訃報(WEB本の雑誌サイトより)

 吉野さんは1959年2月19日生まれ。「ウツよりソウがよろしいの!」(ぶ~け)でデビューし、85年には「少年は荒野をめざす」、88年には「ジュリエットの卵」を連載開始。後に代表作となった。2014年には、小学館「IKKI」にて「period」の新章が4年ぶりに掲載された。


「period」第5巻(Amazonより)

 「テルマエ・ロマエ」などの作品で知られる漫画家のヤマザキマリさんは、この訃報に触れ、「吉野朔実さんの作品は漫画家になる前から周りの友人達に『漫画に興味が無くてもこれは読んで』と薦められたりプレゼントされたりして、本棚には何冊も並んでいます。同じ作品を何度も何度も繰り返して読みました。ご冥福をお祈りします……」と吉野作品の思い出をツイート。「あさはかな夢みし」(アフタヌーン)を連載中の瀧波ユカリさんや、作家の小路幸也さんらも悲しみをあらわにしている。

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