6年待ってた! 「氷菓」から続く「<古典部>シリーズ」新刊が11月に発売予定
最新刊……私、気になります!
米澤穂信さんによる推理小説「<古典部>シリーズ」(角川書店)の約6年ぶりの新刊が今年11月に発売予定であると、米澤さんが自身のTwitterで告知しました。シリーズ第1作「氷菓」が2012年にアニメ化され、実写映画も製作中の人気シリーズです(関連記事)。
「<古典部>シリーズ」は、2001年に刊行された米澤さんのデビュー作から始まったシリーズ。神山高校の「古典部」に所属する省エネ主義の主人公“折木奉太郎”や好奇心旺盛な少女“千反田える”といった面々が、彼らの暮らす学校や市で起きたミステリーに挑んでいく物語です。現在既刊は5巻、前作「ふたりの距離の概算」は2010年に発売されました。
米澤さんによれば最新刊の内容は現在検討中。新刊には、これまで単行本に未収録だった既発表のシリーズ作品「連峰は晴れているか」「鏡には映らない」「長い休日」「いまさら翼といわれても」を全て収録する予定とのこと。そのほかの内容については決まり次第発表していくそうです。半年後が待ち遠しい……!
さらに、米澤さんの「<小市民>シリーズ」の新作短編「巴里マカロンの謎」(仮題)が12月発売の東京創元社「ミステリーズ!」に掲載されることも発表。
「<古典部>シリーズ」は単行本から6年、文庫版から4年ぶりの新刊。「<小市民>シリーズ」は2009年の「秋期限定栗きんとん事件(上)(下)」以来7年ぶりの新作となり、ファンからは「え? え? 古典部の新刊11月!?」「どれだけ待ち望んだことか」「半年後が今からとても楽しみ」「アニメ2期お願いします」といった歓喜の声が上がっています。
また前述の通り、実写映画版「氷菓」が安里麻里さんの監督のもと現在製作中。こちらは、撮影中であるという情報は入ってきているものの、公開時期やキャストなどほとんどの情報が未公開。こちらの情報公開も待ち遠しいですね。
関連記事
「氷菓」実写映画化決定! 群馬県安中市のエキストラ募集で明らかに
キャストは未発表。わたし、気になります!京都アニメーション制作の映画「聲の形」 9月17日に公開決定!
第1弾ティーザービジュアルと特報映像が解禁されました。「戯言シリーズ」のアニメ化プロジェクトがついにきたあああ! カウントダウンサイトにいーちゃんと友が現れる
これは言ってみただけの戯言ではない……!ユーザー参加企画「僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会」発のアニメ、6月に放送 キャストやスタッフなど公開
アニメは今年6月の60分特番で放送予定。なぜ組み合わせたし 夏目漱石の「こころ」にゾンビ要素をプラスした漫画「こころ オブ・ザ・デッド」にツッコミが追いつかない
いろいろおかしい(褒め言葉)。愛知教育大学が「化物語」を教科書に指定 昨年は「ソードアート・オンライン」
担当教員はやはり広瀬正浩さん。世界よ、これが日本のポップカルチャーだ! 「SUGOI JAPAN Award2016」に「ワンパンマン」「屍者の帝国」など
日本国民が「世界中の人々にも紹介したい!」作品が決定。「舟を編む」アニメ化 ノイタミナ枠で放送
10月から放送。不朽の名作小説「バッテリー」が20年の時を超えてアニメ化! ノイタミナほかにて7月より放送開始
キャラクター原案は志村貴子さん。メインキャストに内山昂輝さん、畠中祐さん。冲方丁「マルドゥック・スクランブル」のシリーズ最新作「マルドゥック・アノニマス」 3月24日発売
10年ぶりの完全新作。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.