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「100キロの力士が1平方メートルあたり1時間に1人落ちてくる」 雲研究者による集中豪雨の解説が斬新でごわす

空から降る一億の力士。

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 雲研究者である荒木健太郎さん(@arakencloud)による、集中豪雨の危険性の解説が斬新で分かりやすいと話題になっています。「1時間に100ミリの雨」と数字のみではイメージが湧きにくいので重さに換算し、「100キロの力士が1平方メートルあたり1時間に1人落ちてくる」と表現しているそう。なるほどそりゃ怖いでごわす。

なんというシュールな絵

 また、このツイートに添付されている画像がかなりシュールで、ゆるキャラのような顔をした雲から100キロのこぶりな力士たちがぎっしりと詰まって降ってきています。確かに、雨量に例えた力士がそのまま図になっている……。

荒木健太郎さんの著書内で使用されている図とのこと

 荒木健太郎さんがこのツイートをしたのは、21日未明、熊本で国内観測史上4位の1時間に150ミリという猛烈な雨を記録したため。つまり、熊本では“150キロの力士が1平方メートルあたり1時間に1人落ちてくる重さ”の雨が降り注いだことになります。熊本県ではこの大雨により土砂災害の危険性が極めて高くなっているうえ、22日も雨が見込まれており、十分に注意する必要があると注意喚起をしています。周囲にお住まいの方は、十分に注意してください。

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すさまじい雨でした
「極めて危険」の地域が多数あります
静岡大学防災総合センター教授、牛山素行さんによる補足

 なお、荒木健太郎さんは以前、雲の形の画像を検索しようと「巻雲」で検索したら「艦隊これくしょん」の「巻雲」の画像が大量に出てきたことから始まった“艦これ気象学”(関連記事)でも話題になりました。

ごっつぁんです

(画像提供:荒木健太郎さん)

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