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7月の夜空 月に関する話題

七夕だけではない、7月の月と木星との邂逅や赤く見える月のお話。

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 7月の夜空といえばまず思いつくのは7日の七夕があげられるでしょう。ただその他にも7月の夜空には月にまつわるいくつかの話題があります。そのなかで2つほど紹介します。

9日 月と木星のランデブー

 9日は太陽が沈んだ西の空には細い月がみえています。空が暗さを増すにつれ、その月のすぐ上に明るく輝く星が見えてきます。これが木星です。

 木星はこれから見える位置がどんどん西の地平線に近づき、次第に観測するのが難しくなり、観察シーズンも終わりに向かっています。他の星がまだ見えない黄昏時、明るさを競いながら並んで輝く月と星のランデブーを楽しみましょう。

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9日夜8時頃の西の空

20日 赤い満月?

 20日は満月です。この日の満月の色に注目してみて下さい。もしかしたらいつも見ている月より赤っぽく見えるかもしれません。

 昔は赤い月はその見た目の不安さからか、不幸(主に地震)の前触れなどとも呼ばれていましたが、ちゃんとした理由があります。

月が赤く見えるのは?

 光は赤や青などいろいろな色が混じっていますが、赤っぽい色以外の色は空気中を通る際、空気中の水蒸気やほこりなどで散乱されます。このため厚い空気中を通過した光は、私たちの目に届くときは赤っぽくみえます。夕焼けや朝焼けが赤っぽく見えるのはこの理由からです。

 月も地平線付近にある時は同じ理由で赤っぽく見えますが、夏の月はのぼった後も空の低い所を通るため、赤みの強い月が見えることになります。

気になる天気は?

 この時期は梅雨本番の頃でなかなか星空を望むことは難しい季節です。しかし明るい星が多く、また天の川も見やすくなる季節です。当日の好天を期待しましょう。また、今年の夏は7月後半から晴れる日が多くなる予報が出ています。キャンプなど行楽で郊外に出かけた際は、星空散歩をしてみるのはいかがでしょう。

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