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特撮界のレジェンド、金城哲夫の名を冠した賞が創設 ウルトラを超える逸材発掘目指す
大賞は100万円、受賞作品は円谷プロが映像化をサポート。
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この7月で放送50年を迎えたウルトラマンシリーズですが、同シリーズの初期作品を手掛けた脚本家・金城哲夫さんの功績をたたえる「円谷プロダクション クリエイティブアワード 金城哲夫賞」が創設されることになりました。
「ウルトラを超えろ!」を合言葉に、金城さんを超える創造的才能を発掘するのが狙い。テレビドラマの企画・脚本を募集し、受賞作品は円谷プロが映像化に向けてサポート。同時に、円谷プロ作品の制作に参加する機会が提供されるとのことです。
募集する内容は、テレビドラマ(30分もの13話程度を想定)の企画書と第1話の脚本。ジャンルは不問。応募期間は7月7日から11月30日まで。大賞(1篇)賞金は100万円、佳作(数篇)は10万円。受賞発表は2017年2月26日を予定しています。
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審査に当たるのは、映画監督の大友啓史さん、映画監督で脚本家の高橋洋さん、小説家の田中芳樹さん、劇作家・脚本家の中島かずきさん、円谷プロ社長の大岡新一さんら。
金城さんは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」と、シリーズ初期の企画立案からメインライター、さらに放送局や制作現場との調整役とさまざまな面で作品を支えた伝説的存在。不慮の事故により37歳の若さで他界し、2016年は没後40年に当たります。
また、金城さんの故郷・沖縄県南風原町の協力による「金城哲夫のふるさと 沖縄・南風原町脚本賞」も同時に創設。沖縄を題材としたせりふ劇の脚本を募集開始しています。詳しくは南風原町観光協会公式サイトにて。
(C)円谷プロ
(ADAKEN)
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