ニュース

U.F.Oの「ヤキソバン」がまさかの復活を果たすも54歳無職からの悪落ちEND 日清の新CMに悲しみが止まらない

やはりお前だったのか……。

advertisement

 日清がカップ焼きそば「U.F.O」の新CM動画を公開し、まさかの「U.F.O仮面 ヤキソバン」が復活したと話題になっています。しかしその内容は、あまりにも予想外の展開となっていました。マジかよヤキソバン……。

Twitterでの告知
日清焼そばU.F.O. CM 「エクストリームZERO! ~ヤキソバンの悲劇~ 篇」 120秒 / マイケル富岡

 ヤキソバンは、1990年代に「U.F.O」のCMに登場していたキャラクター。独特な衣装に身を包み、「ソースビーム」や「あげ玉ボンバー」などの技で戦う正義のヒーローでした。ちなみに、演じていたのはタレントのマイケル富岡さん。

ソースビーム!

 しかし、それから時が進んだ2016年。ヤキソバンは、54歳の無職になっていたのです。もうこの時点で哀愁がとんでもないことに。

advertisement
ヤキソバン……

 人々に忘れ去られたヤキソバンは、人々から“変な衣装を着た不審者”扱いしかしてもらえません。親子とすれ違えば「見ちゃいけません!」と子どもの目を隠され、学生からは笑いものにされ、胸の「U.F.O」の文字を見て「ウフォだってよ! ウフォウフォ!!」とゴリラのまねでからかわれる始末です。

見ちゃいけません!
ウフォだってよ! ウフォウフォ!

 さらに、ヤキソバングッズ(当時は本当に販売されていました)は200円で売れ残り、警察には見つかった瞬間署まで同行を求められるヤキソバン。日清のオフィスビルに出向いて仕事をもらおうとするも、全員からスルーされます。とうとう、自分のグッズの寝袋で野宿生活を始めてしまいました。野宿の間、頭のなかを駆け巡るのは、息子「ソース」との思い出。つらい。

200円(税別)
ちょっと署まで
日清のオフィスビル。社員総スルーである
ついに野宿生活へ
息子との思い出

 とうとう、安い居酒屋で酒に逃げ出したヤキソバン。しかし、そこで別の客たちからは、「ヤキソバマン」と間違った名前で呼ばれ続けます。我慢の限界に達したヤキソバンは、とうとうブチ切れ! トレードマークでもある頭の「U.F.O」を「焼きそばなんてこりごりなんだよぉ!」と地面にたたき付けてしまいます。

ヤキソバマン! ヤキソバマン!
「焼きそばなんてこりごりなんだよぉ!」バシャーンッ

 「焼きそばなんて滅びてしまえばいいんだ……地球ごと滅びてしまえばいいんだぁ!」と叫び店の外に走りだしたヤキソバンは、そのまま闇に消えてしまいます。それから数10年後……なんかよく分からない悪の組織っぽい宇宙船に乗ったヤキソバンは、なんか凄そうな仮面をかぶって魔王となり動画は終わります。あ、悪落ちENDだぁ! ちなみに、仮面を渡しているのは以前「浮くU.F.O」のマジックを見せた(関連記事)Mr.マリック氏。

謎の宇宙船
謎のビームでたたき割った「U.F.O」を完全に消滅させるヤキソバン
そして魔王へ……

 当時リアルタイムでヤキソバンのCMを見ていた世代としては、こんな形で復活したのはなんとも感慨深いものがあります。時の流れは残酷だ……。

advertisement

 以前公開された「エクストリーム編」(関連記事)のラストで割れた仮面から一瞬マイケル富岡氏が映り、吉川晃司さん演じるソースが「ファーザー!」とつぶやいたことからヤキソバンが復活するのではないかという声もありましたが、本当にその通りになりました。果たしてこのシリーズは今後も続くのか、気になります。

日清焼そばU.F.O. CM 「エクストリーム! 篇」 45秒 / 吉川晃司・水原希子
日清焼そばU.F.O. CM 「エクストリーム2! 篇」 45秒 / 吉川晃司・水原希子
まさかこれが元ヤキソバンだったとは……

関連キーワード

CM | 動画

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  2. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  3. 「博物館行きでもおかしくない」 ハードオフ店舗に入荷した“33万円商品”に思わず仰天 「これは凄い!!」
  4. 「マジかーーー!」 新札の番号が「000001」だった…… レア千円を入手した人が幸運すぎると話題 「555555」の人も現る「御利益ありそう」「これは相当幸運」
  5. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  6. 浅田真央、男性と“デート” 驚きの場所に「気づいた人いるかな?」
  7. 身内にも頼れず苦労ばかりの“金髪ギャルカップル”→10年後…… まさかまさかの“現在”に「素敵」「美男美女でみとれた」
  8. トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
  9. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. 海岸で大量に拾った“石ころ”→磨いたら…… 目を疑う大変貌に「すごい発見!」「石って本当にすてき」【カナダ】