ニュース

和泉元彌主演「さつまおごじょ」、マドリード国際映画祭で最優秀作品賞

外国映画の短編部門でした。

advertisement

 7月9日、狂言師の和泉元彌さん主演映画「さつまおごじょ」が、スペインのマドリード国際映画祭の外国映画短編部門で最優秀作品賞を受賞しました。


主演の和泉元彌さん(画像は和泉元彌さんのTwitterより)
受賞をツイートするマドリード国際映画祭アカウント

 柿崎ゆうじ監督による同作は、実話を基にした短編映画。戦時中に鹿児島の知覧で「富屋食堂」を営み、出撃する特攻隊員を見送る「特高の母」鳥濱トメさん。戦後、元特攻隊員と再会した娘の礼子さんは、東京・高田馬場に薩摩料理の店「薩摩おごじょ」を開き、母の意思を紡ぐように、生還した特攻隊員の癒しの場を作り上げる、というストーリー。

 和泉さんが演じているのは、礼子さんの息子・赤羽潤さん。なお、潤さん本人は現在、店を引き継ぎ営んでいます。

advertisement

 映画祭に出席できなかった和泉さんは柿崎監督から受賞の連絡を受けたことを、7月10日に自身のブログで報告。監督やスタッフ、共演者の作品への姿勢や、店に関わってきた人びとの生き様が世界に届いたのだと思うとし、「映画『さつまおごじょ』を多くの皆様にご覧いただけること心より願っております。そして、日本の長い歴史の中でも困難極まるその時代を守り抜き未来へと日本のバトンを繋がれた方々が紡がれた歴史が色褪せることなく後世に語り継がれることを…」とコメントしています。

関連キーワード

映画 | 映画祭 | スペイン | 受賞

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  2. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  3. 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  4. “女子小学生”がメンズカットしたら……「え!」 その驚きの大変身に「な、なに!?」「絶対モテる」と反響
  5. 「とんでもないものが売ってた」 ハードオフに“33万円”で売られていた「まさかの商品」に思わず仰天
  6. 正体不明の「なにかふしぎなもの」がハードオフで販売→Twitterで情報集まり正体が判明
  7. 「起動しません」 ハードオフで4000円のジャンクPS4購入→電源入れると“驚きの結果”に「そんなことあるんだ」
  8. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  10. 飼い主へ驚きの理由でブチギレるタコ 「こんなんうちの3歳児じゃん」「めちゃくちゃ人間くさい生き物ですね」