「シン・ゴジラ」発声可能上映、LINE LIVEで取材番組 「島本先生は現れるのか!?」のアオりに本人「逃げるが勝ち!?」
会場で「やめろ庵野~~!!」の声は聞けるの……か!?
チケットが発売から7分で売り切れてしまった、8月15日19時から新宿バルト9(東京・新宿)で実施される映画「シン・ゴジラ」の「発声可能上映」(関連記事)。このイベントを上映直後に直撃取材する生番組を、同日21時10分からLINEのライブ配信サービス「LINE LIVE」が配信します。番組名は「【ネタバレ注意】謎に包まれた『シン・ゴジラ』発声可能上映直撃」。
「発声可能上映」は、7月29日公開で大ヒット中の「シン・ゴジラ」を、場内声だし・コスプレ・サイリウム持ちこみOKという条件で上映する企画。制作したカラーの公式Twitterによると、漫画家の島本和彦先生の願いをかなえるために庵野秀明総監督が配給の東宝にお願いして実現したそうです。
LINE LIVEの生番組は上映終了後に会場を取材するというものですが、気になるのは「果たして、島本先生は現れるのか…!?」「そして何を語るのか!? どんなイベントになったのか!?」という番組のアオリ文句。
島本先生は自伝的漫画「アオイホノオ」をきっかけに、庵野監督に対しクリエイターとして闘争心を燃やし続ける漫画家として知られています。しかし今回の「シン・ゴジラ」の鑑賞後Twitterで「庵野……オレの負けだ……」と悔しさをにじませながら賛辞を送り、コミックマーケット90では同作を題材にした同人誌「アンノ対ホノオ」まで販売して話題となりました。
そんな島本先生は「シン・ゴジラ」の鑑賞中に、「アオイホノオ」のように妬みのあまり「やめろ庵野~~!!」「俺より面白いものを作るんじゃねぇ!!」と劇場内で叫ぶのでは……? と、ファンから謎の期待が寄せられていたところ、劇場でいくら叫んでも迷惑がかからない「発声可能上映」が実施されることに。しかも庵野さんの気配り(?)で。この経緯を知った島本さんは「ヒエェェェェェーー!! !! !! !! !! !! あ、庵野ォォォォォォォ」とTwitterで叫びました。
LINE LIVEの「島本先生は現れるのか…!?」というアオリ文句について本人は、劇場内は純粋なシン・ゴジラまたは庵野ファンだらけだろうと予測し、「逃げ?? 逃げるが勝ち!? !?」「庵野側からすると『ふふふ…ネズミが袋に入っていく…』って感じだよ!!」と動揺しているもよう。すでにイベント側に席は用意されているそうですが、果たして島本先生が来場し、叫び、配信に登場することはあるのでしょうか……!? 番組は公式サイトで視聴予約を受付中。
(黒木貴啓)
関連記事
俺たちもあの名せりふを叫びたい! ハッシュタグ「発声OK上映にして欲しい映画」がTwitterで盛り上がる
「コマンドー」はぜひ見てみたい……!「シン・ゴジラ」の“発声可能上映”が新宿バルト9で 耳慣れない名称に「なにを発声するんだ?」などの戸惑いも
沸き上がる思いをぶつけるんだ! ※追記ありそこもCGだったんです!? 「シン・ゴジラ」メイキング映像があのBGMに乗せて公開
総力戦っぷりが伝わってくる。ねとらぼレビュー:虚構に勝てるのは虚構だけだ! 「シン・ゴジラ」中盤が最恐だった理由
ゴジラ、強すぎました……。個性の集合体がリアリティを与える 「シン・ゴジラ」のエキストラに配られた説明紙の文面が熱い
読むとまた観に行きたくなる罠……!ゴジラ=野村萬斎は“樋口プラン”だった! PS VR特別イベントで「シン・ゴジラ」の裏側明かす
芸能界では「せりふを早口で言わないとカットされるといううわさが流れた」そう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.