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これが新しい古典? BBCが「21世紀の偉大な映画ベスト100」を発表、邦画では「千と千尋の神隠し」が4位に
やはり1位にはあの鬼才が。
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イギリスのBBCが「21世紀の偉大な映画ベスト100」を発表しました。日本映画からは宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が4位に選ばれています。
1位に選ばれたのはデヴィッド・リンチ監督による2001年公開の「マルホランド・ドライブ」。2位はウォン・カーウァイ監督の「花様年華」(2000年公開)、3位はアプトン・シンクレア監督「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007年公開)が選ばれています。
また、今年のアカデミー賞で最多6部門を受賞したジョージ・ミラー監督の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(関連記事)は19位。さらに東京が舞台となったソフィア・コッポラ監督「ロスト・イン・トランスレーション」(2003年公開)が22位、ヒース・レジャーの遺作であるクリストファー・ノーラン監督「ダークナイト」(2008年公開)が33位にランクインしています。
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BBCは2015年にも「アメリカの偉大な映画ベスト100」を発表していますが、このときは2000年以降の映画が6つしかランクインしていなかったため、今回、新聞や雑誌、Webサイトの批評家や映画キュレーターなど、南極をのぞく世界中から177の回答を得て21世紀のベスト100映画のリストを作成したとしています。「ゴッドファーザー」や「ゲームの規則」「七人の侍」「市民ケーン」といった古典に代わる、新しい古典としてこれらの作品が認識されていくのかもしれませんね。
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