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亡くなった人の名前を淡々と読み上げる栃木のテレビ番組「おくやみ」に驚きの声 担当者「TOP3に入る人気番組です」
開局当時から続く人気番組。
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亡くなった人の名前を淡々と読み上げる番組「おくやみ」が注目されています。放送しているのは栃木県のテレビ局「とちぎテレビ」。地上波で亡くなった方の情報を流すだけの番組とは、感慨深い。
この「おくやみ」は、1999年のとちぎテレビ開局以来から続く長寿番組で、放送されるのは月曜日から金曜日の21時55分から22時まで。栃木県の地元紙「下野新聞」の協力を受けながら、翌日の下野新聞紙上に載るおくやみ情報を放送するもので、放送時間は5分間と短いながらも、ひそかな人気番組として地域に根付いているそうです。
とちぎテレビの担当者は「キー局を持たない独立テレビ局として、地域に根ざした情報を提供するにあたって“究極の情報の1つ”と考えた」と番組スタート時の狙いを語り、現在の視聴率についても「たった5分間の番組だが、局のTOP3には間違いなく入る」と説明しています。
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訃報を取り上げる地方番組としては、過去にテレビ大阪でも放送していた例があるものの、地上波で放送しているケースは異例。「おくやみ」に関しても特に他の番組との比較検討はおこなっておらず、他局で同様の番組を放送している例は把握していないそうです。
今回Twitterをきっかけに大きく広まった「おくやみ」ですが、他県民が栃木に来た際には「おくやみ」を見て驚きの声があがっていたとのこと。デリケートな話題を扱うため、番組内容を決定する際にも徹底的に検討し、“局の独自性”を育てた番組となっているようです。
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