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VRを使った失禁体験装置、経産省から特別賞もらう 「宇宙旅行に役立ちそう」と可能性も評価

ニコニコ超会議でも人気だった失禁体験が、まさか国からも認められるとは……!

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 電気通信大学の「失禁研究会」が開発した「失禁体験装置」(関連記事)が、経済産業省のイベント「Innovative Technologies2016」で特別賞を受賞しました。

「Human」分野で特別賞を受賞した失禁体験装置(画像はエントリーページより)

 腹巻き型や椅子型のデバイス、ネッククッションで、膀胱の圧迫や排尿の暖かさ、体温低下など失禁時に起こる現象を再現するVR装置。当初は「若い人たちにも老人体験をしてほしい」という思いの下、学園祭に向けて小規模に開発されました。

 その後「教育や医療現場などにも応用できるのでは」との声を受けて本格的に始動し、IVRC(国際学生対抗VRコンテスト)に出展した結果総合3位に。ニコニコ超会議2016でも実演デモが行われ、再現性が高いと注目を集めていました(関連記事)。

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 イベントは同省が優れたコンテンツ技術の発掘・評価を目的に開催したもの。選考委は「宇宙空間では排尿すら大変な作業。VR元年ならぬ宇宙旅行元年にはこうした体験が、訓練にも必要となるのではないか」と、装置の実用性を評価しています。

受賞の様子と講評

(沓澤真二)

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