カブスに続きトランプも? 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の“予言”がネットで話題
ディストピア感あふれるアメリカが待っている?
日本時間の11月9日8時に始まった2016年米大統領選はドナルド・トランプ氏の勝利が確定しました(関連記事)が、ネットでは「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」が今回のことを予言しているみたいだと話題になっています。
同作では、未来(2015年)のスポーツ年鑑を手にしたビフ・タネンという男が競馬で大富豪となり、世の中を牛耳る様が描かれるのですが、そのビフのモデルとなったのがトランプ氏(脚本を務めたボブ・ゲイル氏がインタビューで答えています)。劇中では大統領ではないものの、街を支配するなど権力を持つ人物として描かれていました。
Twitterでは、「そっくりだよなと思ってたら実際モデルだったらしい」と、ビフのモデルがトランプ氏だったことに驚く人や、「政治まで同じだったらどうなることやら」と不安になる人、「ビフが大金持ちになった場合の世界みたいになりそうで楽しみだな」と映画と同じ世界になることを望む人、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2.5としてビフが大統領になってるスピンオフを作って欲しい」と新作を期待する人など、さまざまな反応が。
また同作には、2015年の未来にやってきたマーティが「シカゴ・カブスがワールドシリーズで全勝する」という報道を見て驚くシーンがあります。カブスは1945年からずっとリーグ優勝すら果たせていないチームで、公開当時は「あの弱小チームが優勝」と時代の変化を印象づけるジョークとして用いられていました。しかし、11月2日(現地時間)にそのカブスがシリーズ優勝を飾ったことで、全勝ではありませんでしたが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2の予言が1年違いで当たった!」と大きな話題になりました(関連記事)。
ちなみに、ビフ・タネンを演じたトーマス・ウィルソン氏は2015年にシカゴ・カブスがリーグ優勝を逃したとき、ビフ姿の写真を添えて「ヘイ、シカゴ。あれは映画だよ」と、おちゃめなツイートを投稿しています。今回もなにかしらツイートをしてくれるのでしょうか、注目が集まりそうです。
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