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医学的知見を持つスタッフは一部だった……「WELQ」で全ての記事が非公開に 

内容の正確性に問題があるとして多数の指摘を受けていました。 ※追記あり

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 DeNAは、ヘルスケア情報を扱うキュレーションプラットフォーム「WELQ(ウェルク)」について、11月29日21時をもって全ての記事を非公開にした。WELQは医学の専門家から「内容の正確性に問題がある」と指摘を受けていた。

WELQの発表

 WELQは11月25日にも医学的知見を有した専門家による記事の監修を行うことや、読者が問題のある記事を通報できるフォームを設けることを発表(関連記事)。今回の全記事非公開は、監修を経ていない記事が公開されていることに関連し、医学的知見などをふまえた監修体制を速やかに整えるためのもの。今後は社内体制強化のため管理委員会を設置し、品質の向上に向け努めるとしている。

25日に専門家による監修を行うことを発表していた

 WELQを運営するDeNAの広報担当者は、今回非公開となった記事について「医学的根拠に基づく監修を順次行い、安心して利用できる状態にした後、WELQ編集部名義で掲載する」と今後の方針を語った。また、25日の発表以前の状況について、医学の専門家によって執筆された記事は一部だったことと、WELQ編集部に医学の専門知識を持った人材が一部しかいなかったことを明かしている。

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 また、一部で問題視されていたクラウドソーシングを活用した安価な記事制作について「(クラウドソーシングを使って記事を書かせていたことは)事実です」と認めたが、その原稿料については「契約形態によって異なるため一概には言えない」として明言を避けた。

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