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芸術家・奈良美智、アウトすぎる絵柄パクリを見せる会社に警告文を送るも、逆に訴えられる……だと?

似ているってレベルじゃなかった。

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 ポップアート分野で世界的に高い評価を得ている芸術家の奈良美智さんが、韓国のコスメ製品の絵柄があまりにも自分のものに似ているため、警告文を送ったところ、逆に韓国の裁判所に訴えられたとツイートし話題となっています。


(画像はW.Lab公式サイトから)

 奈良さんは「韓国のコスメ会社の製品のなのだけれども、あまりにも自分の絵柄っぽいので、警告文を送ったら、逆に韓国の裁判所に訴訟を提起されました・・・」とツイート。写真を見ると確かに奈良さんの絵柄そっくりです。

 続くツイートで、「訴えないことで改心を期待したのだけど、先方は逆に『著作者は会社側』『奈良に損害賠償請求の権利はない』と言ってる」と相手の主張も紹介。「著作権専門の弁護士さんと相談しながら対応します」「営利主義の会社を責めはしないけれども、僕が問いたいのはその会社よりも、あくまでもデザイナーとその周辺です」とつづっています。

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 この事態を公表した奈良さんのツイートには、「あれっ 奈良さんぽいー買いたい って思ったら違うのですね!」といった驚きの声や、「これは酷い。しかも逆ギレされてますやん」といった怒りのリプライが多数寄せられた他、「同じ韓国人として……本当に恥ずかしいです」「韓国人として代わりに謝りたいです」といった韓国人の方の声も幾つか見られました。なお、奈良さんは「でも、展覧会はまたやりたい in 韓国」ともツイートしており、こうした行為に及んでしまう個の存在に静かな怒りをにじませています。

こう思う人も多そう
正しいことを言ったら完全に逆ギレされたでござる

 この製品は韓国のコスメ会社W.Lab(ダブリューラボ)のもの。日本でも人気のブランドなだけに、今後、大きな波紋を呼ぶことになりそうです。

五月アメボシ

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韓国 | 芸術 | アーティスト | デザイナー | 著作権

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