「SMAP×SMAP」ソフトバンクCM放送の舞台裏 1回限りの再契約で「今後再放送されることはない」
「SMAPとファンへの感謝を表現したかった」
SMAPのフジテレビ系冠番組「SMAP×SMAP」が12月26日、最終回を迎えた。その放送で話題になったのが番組も終盤のころに放送されたソフトバンクのCMだった。ネットでは「粋すぎて泣けてくる」「鳥肌止まらん」「契約はとっくに終わってるのに」「前代未聞」と好評だった。このCMはどうやって作られたのか? ソフトバンクの担当者に取材した。
SMAPは2009年6月から2015年6月まで、ソフトバンクのブランドキャラクターとして約80作品に出演している。CMではSMAPの「オリジナルスマイル」をバックに、過去のCMをつなぎ合わせ、その中で「あんなことや」「こんなこと」「いろいろしていただきました」「今まで」「本当に」「ありがとう。」とメッセージを挿入。1分にも及ぶCMの最後に「白戸家」のお父さん犬が「さよならじゃ、ないよな」とつぶやくと、自分たちの気持ちを代弁していると多くのファンの心を打った。
「ソフトバンクのブランドキャラクターとして活躍していただいたSMAPと、そしてそのファンの皆さまへの感謝を表現しました。(挿入された)メッセージもそうですが、過去作品では『SMAP→Softbank』だったところを『Softbank→SMAP』としたこともその表れです」(ソフトバンク担当者)
今回のCMは白戸家シリーズなどを手掛けるクリエイティブ・ディレクターの澤本嘉光氏が発案。既にソフトバンクのブランドキャラクター契約は終了していたが、過去の作品を使用することを含めてあらためて1回限りのCM出演として再度契約したという。調整には多くの時間が割かれ、事務所側とも協議を重ねた。そのため、今後サイトで公開されることも何かの機会に再放送されることもない。
ちなみに、ネットで囁かれた「45分ノーカットでノンストップライブが放送できたのは、ソフトバンクがこの時間枠を買い取ったから」というウワサについては、当初「(そういうことは)できるのかもしれないが把握していない」と答えていたが、その後調査した結果「構成上、(ノンストップライブ前の)あそこに決まっただけで(買い取りといったことは)していない」と分かった。
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