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講談社、キュレーションサイトを立ち上げ 自社コンテンツをベースに適切な権利処理で運営
他出版社の参画も促進中。
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講談社が、価格.comや食べログを手掛けるデジタルガレージと共同で、キュレーションメディアを立ち上げます。自社の女性誌をはじめとするコンテンツを活用し、権利処理を適切に施した記事を提供するとのこと。
両社は2016年8月に合弁会社「DK Media」を設立し、メディアの開発に着手。ターゲットの年齢層は特定せず、「ファッション」「ビューティー」「ライフスタイル」など、女性読者の関心が高い情報を提供するサイトを、2017年前半に開設する予定です。
参画企業が著作権処理に責任を持つ雑誌などのコンテンツを蓄積し、AIを活用して客観的に評価・選定。これをもとに編集部が責任を持って編集したうえで、信頼できる記事を配信する仕組みになっています。
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講談社は記事制作および編集のノウハウを運営へ提供するとともに、他の出版社の参画促進を担当するとのこと。ゆくゆくは多様な情報が適切な形で提供される、真の意味でのキュレーションサイトとなるかもしれません。
(沓澤真二)
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