ニュース

シュワルツェネッガー、親友ビル・パクストンを追悼 「ターミネーターではパンク男だったな」

「エイリアン2」「プレデター2」「アポロ13」「タイタニック」など数々のヒット作に出演。

advertisement

 俳優のビル・パクストンが2月25日、手術による合併症のため61歳で亡くなりました。「ターミネーター」「コマンドー」「トゥルーライズ」など、共演作の多かった俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが、SNS上に投稿した動画で追悼しています。


葉巻は共演作「コマンド―」「プレデター2」を思い出させます(画像はアーノルド・シュワルツェネッガーのInstagramから)

 「ビル・パクストンはどんな役も演じられたが、そのままの彼は1番だった。大きな心を持った偉大な人だった」とコメントを添えて投稿された今回の動画。シュワルツェネッガーはシンボルともいえる葉巻を持ち、米アイダホ州のサンヴァレーへスキー休暇にきておりビル・パクストンが亡くなったという恐ろしい知らせを受けたばかりだと説明。

 「彼はとてもよい友人だった。ターミネーターで一緒に仕事をしたときのことを思い出す。彼は横柄なパンク男だったな。トゥルーライズでは下劣な車のセールスマンだった」と昔を懐かしむように笑みを浮かべながら語るシュワルツェネッガーからは、2人の親しさがうかがえるようです。

advertisement

 「私たちはいつも撮影現場で素晴らしい時を過ごした。なんという、優秀で創造的な俳優だっただろう。演じるのか、監督するのか、執筆するのか、制作するのか、それは重要なことではなく、彼はただ映画と映画を作ることに対し情熱的だった。偉大な俳優の1人だったし、才能にあふれた男だった。そしてまたとても、とてもよい友達だった。親友の1人だった。だから、すごく寂しくなるだろう。私の思いと祈りは彼と彼の家族とともにある」とメッセージは結ばれています。


「ビル・パクストン、私たちに与えてくれた全てに感謝します」とアカデミー賞も追悼(画像はアカデミー賞のInstagramから)

 また、ジェームズ・キャメロン監督作品にも多く出演しており、1997年の大ヒット作「タイタニック」ではトレジャーハンターのブロック・ラベットを演じました。キャメロン監督は米VANITY FAIR紙にメールで長い追悼のメッセージを送り、ロジャー・コーマンの低予算映画の撮影現場で知り合ってから36年間ずっと親しい友人だったと述べ、「映画を共に制作し、プロジェクトの発展を助けあい、スキューバダイビングをしに一緒に旅行して、お互いの子どもの成長を見守り、難破したタイタニック号までともにロシアの潜水艇で潜ったことさえあった(※映画「タイタニック」の冒頭シーンと思われる)」とその思い出をつづりました。さらに「オスカーの派手派手しい喧噪の中、人びとが少しだけこの素晴らしい男のことを思い出してくれることを願っている」とし、それに応えるようにアカデミー賞もSNS上でパクストンを追悼する投稿をしています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  4. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. 「とんだ裏切りwww」 整骨院が休業→店舗の張り紙を見たら…… “まさかの理由”にツッコミ殺到 「これは仕方ない」
  9. 「2度とライブ来るな」とファン激怒 星街すいせい、“コンサート演出の紙吹雪”が「3万円で売買されてる」 高値転売が物議
  10. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」