JR秋葉原駅のトイレに不審物 昭和通り口を封鎖、爆弾処理班が出動 Twitterに写真や動画が続々と
4月23日11時ごろにJR関係者が構内の多目的トイレで発見。警察が対応中です。
4月23日11時ごろ、JR秋葉原駅(東京・秋葉原)の昭和通り口改札付近のトイレで不審物が見つかったため、3時間ほど警察の処理作業により改札口を封鎖する状況が続いた。14時ごろに警察が不審物を撤去し、現在は封鎖は解かれている。Twitterには目撃者によって爆弾処理班が来る様子などが写真や動画で投稿されている。
JR東日本東京支社の広報担当者によると、11時ごろJR関係者が改札付近の構内多目的トイレで不審物を見つけため、警察に通報。その後警察がきて昭和通り口にシャッターを降ろして封鎖し、爆弾処理班が処理作業に入った。14時ごろに撤去が終了したため封鎖は解除、不審物が何だったかは警察が調査中だという。
封鎖中は中央改札口や電気街口が利用可能だったため、昭和通り口付近では他の改札を利用するよう警察がアナウンスしていた。Twitterに投稿された現場の写真や動画では、警官が避難を呼び掛ける様子や、防護服に身を包んだ処理班員とおぼしき姿などが確認できる。「安全確認のため、封鎖しております」「大変危険です、避難してください」といったアナウンスも流れていた。
17時55分追記
17時15分に万世橋警察署の副署長に確認したところ、トイレの不審物は「ゴミ箱のフタを自動開閉する外付け機械」であることが分かった。
正確には、生理用品のゴミ箱のフタに取り付けることで自動開閉させる外付けセンサーの機械部分。JR関係者が発見した当時、こちらはカバーを外され、モーターや電池、リード線など駆動部をむき出しにした状態で、多目的トイレの壁棚の支柱に挟み込むようにして置かれてあったという。
もともとこのような機械はトイレに設置していないこと、棚の支柱に挟み込まれるという不自然な状況、さらにプラスチック容器にモーターやリード線が組み込まれている見た目から、「爆弾ではないか」と関係者が判断し、警察に110番通報した。
(黒木貴啓)
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